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秋の空がいっぱい
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「女心と秋の空」は、ころころ変わることの例えとして使うことばだと思っていました。
おおよそ間違いではないようですが、「男心と秋の空」というのが、元来の言い回しらしいです。

ころころ変わるのは、女心か、男心か。

いずれにしても、女がどうとか、男がどうとかと、目くじらたてて言うほどのちがいはない訳で、好きなように解釈すればいいことなんでしょう。


ほとけさまから見た女や男の心と思えば、納得いくはなしです。


とは言え、少し雲ってきた秋空を見上げ、ため息ついて思うのは、「女心と秋の空」。


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by e.wash-r | 2005-09-30 14:47 | そらごと、たはごと | Comments(4)
おじょうはん
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今日は、我が家のおじょうはんの日でした。
毎月29日には、掛の大性寺のご院さんが、おまいりにきてくださいます。

いつもは、朝ののおつとめですが、今日は、ご院さんの都合で夕方ということになりました。お彼岸も過ぎ、暑さはなく、さわやかな夕刻のおつとめです。

本堂に坐り、ちょっと後悔しました。あと1時間ほど後なら、長女と次女は、帰宅している時間です。長男も、ひょっとすると間に合って帰ってこれるかも知れません。

しまったことをしたと思いましたが、結果的にこどもたちが帰ってきたのは、日が暮れて真っ暗になってから。29日が土曜日になる来月に期待したいと思います。

まだ色づいてはいませんが、だいぶ大きくなった柚子をひとつ採りました。
"具"の方は自前ということで、ささやかな彩りと香りのみ、ご院さんに持って帰ってもらいました。。


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by e.wash-r | 2005-09-29 23:59 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
B寺永代経法要 -欅の木-
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B寺さんの永代経法要に行ってきました。2日間のお取り次ぎです。

B寺さんの本堂の裏には、大きな欅の木が何本も立っています。

景観としても、いつか本堂を建てかえることになったときの材としても、いいなあと思い、そのことをご住職に話すと、
「掃除がたいへん。今回、永代経法要を勤めるにあたって、屋根まで掃除しました。」
という返事が返ってきました。

何十年もコツコツ同じように手入れをされてきたであろう、しっとり落ち着いた感じの境内には、、5年10年のスパンではなく、また、住職1代の努力でもなく、多くの人の手によって長い年月をかけて受け継がれてきたということを、感じさせる雰囲気が漂っています。

永代祠堂・永代読経のひとつのすがたを見たような気がしました。

決して、古ければよいとか、伝統を守っていればいいとかいっているのではありません。
お寺の新しい有りようを否定しているのでもありません。
おみのりを伝えるために、存在し続けるお寺のすがたに美しさを思ったのです。

刹那刹那、過ぎてよく時間に、漫然としてはいられません。でも悠久の時を想像する感性も大切にしたい、そう、しみじみ思いました。

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by e.wash-r | 2005-09-28 23:59 | おまいりにて | Comments(0)
ネコ・タコ・イルカ
最近の話題より。

①【ネコとタコ】
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「モナー」と呼ばれるアスキーアートのネコと、avexが売り出した「のまネコ」というキャラクターをめぐってちょっとした騒動が起こっているそうです。

 浜崎あゆみの「A」のイニシャルロゴと伝統的な「WaterBougetの紋章」・さらに新規参入の「のまタコ」まで入り乱れて、話がややこしくなってきているようです。

 avexは、業務内容の性格上、著作権の保護を主張してきた会社です。そのavexが、庶民のキャラクター「モナー」をもとに、なかば確信犯的に、自社のキャラクター「のまネコ」を作った訳ですから、どう考えても???な話です。

 自ら諸刃の剣を抜いたavexという会社が、「著作権」をどう考えているのか興味深いところです。


②【イルカ】
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米海軍によって【ウエットスーツを着た人間に毒矢を放つよう訓練を受けたイルカ】が、ハリケーン「カトリーナ」襲来時、メキシコ湾に逃げたらしいという話。

 "やっぱりそう言うコトしていたんだ"という思いとともに、あの国の人たちの、あのヒステリックな動物愛護運動っていったい何なのと、???な気分になる話です。

「霊長たる自分のため」という観点で見れば、整合性のある話ではありますが・・・。

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不妄語戒という戒めがあります。ウソをついてはいけないという戒めです。

自らの立場を優位にしようとするウソは、そのウソを正当化しようとつくろうために、さらにまた新しいウソを生んでいきます。虚飾にまみれたあと、守ろうとしたものがやがて明らかになるときほど、むなしいものはありません。

ふたつの事象をみて思うのです。
『「著作権」とか「動物の権利」とかいっても、要するに「利権」の問題、つまるところパワーゲームなんだね。』

翻って、我が身を顧みれば、
「ご院さん、世間のことも大事やけど、ちゃんとほとけさまのお慈悲のはなししてもらわんと・・・」
と、お同行の厳しい声が聞こえてきそうです。



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by e.wash-r | 2005-09-27 23:59 | そらごと、たはごと | Comments(0)
web法話 『靖国からの還浄②』 瑞穂市・善徳寺 藤村真樹
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【テキスト版】

web法話 『靖国からの還浄②』 瑞穂市・善徳寺 藤村真樹

 昭和十六年、中国でのことでした。
 私は、五・六人の先輩とともに、敗残兵の討伐にでかけました。河川敷のヨシの中に女性や子どもが二十人程逃げ込んでいました。
 すると突然、一年先輩の上等兵が軽機関銃を発砲した。悲鳴があがった。地獄の光景だった。あまりのことに私は思わず「何でこんなことを」と叫んだ。上等兵は言った。
「むかむかしたでや」
 でたらめだった。虐殺、強姦、放火、強奪は、日常的だった。
 壕の中で泣き声をあげたために殺された沖縄の赤ん坊、政府がとっくに終戦を決断していた時期に日の丸の鉢巻きをしめて飛び立った特攻兵は、神だ。しかし、本当の戦争犠牲者は、アジアの人たちであって、救済すべきはアジアの人々だ。私は、戦後軍人恩給の受け取りを拒否してきた。自分が恩給をもらう事に強い抵抗感があった。
 首相は、靖国神社に参拝する前に、まずアジアの死者を悼み、沖縄の赤ん坊を悼むべきだ。
 戦後、軍人恩給を拒否し続けてきた 元陸軍軍曹 尾下大造さん 八十三歳の言葉です。
 先の戦争でのアジアの人たちの死傷者は、三千万人と言われます。内、靖国神社に祀られた方は、二百十万人です。
 あの戦争で犠牲になった方々全ての痛み、無念を受けとめる時、国と国との枠組みを超え、敵・味方の選別をせず、軍人・民間人・住民としての立場を超えて、為さねばならないものがあるはずです。
 理不尽な死に方をなされた大勢の戦争犠牲者、その犠牲の上で「英霊か戦争犯罪人」とか「祀る祀らない」ですったもんだする姿は、憤りを越えて滑稽でさえあります。

 人の世は、地獄の上の花見かな

 犠牲になった方の地獄を忘れてはなりません。                        合掌



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by e.wash-r | 2005-09-26 23:59 | Web法話 | Comments(3)
Picasa
Googleが作った画像ビューワー『picasa』の日本語版がでました。

さっそく使っています。オススメ。

Photo Transfer】で取り込み、日付で整理された画像を、【Picasa】で見る、加工する。
さらに、フォルダの整理をしたいときは、【Linaer】または【エクスプローラ】で・・・。

ボクは、だいたいこんな感じで画像管理をしています。
写真をいっぱい撮る人、整理が苦手な人には、参考になるのかも知れませんよ。



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Photo Transfer(シェアウエア)

1、自動でメディア・指定したフォルダの画像を取り込んでくれる。
2、画像を、日付で階層化されたフォルダに分類してくれる。
3、日付でリネームしてくれる。
4、上記設定の自由度が高い。

b0029488_8352648.gifこんな感じで、カメラごとに自動分類。



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Picasa(フリーウエア)

1、軽快でシンプルできれい。
2、レタッチ等の機能も充実、元ファイルはそのままなところがイイ。



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Linaer(フリーウエア)

1、エクスプロラーのように使えるので、整理するときに便利。
2、表示が速い・軽い。

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by e.wash-r | 2005-09-25 23:59 | 溺レル | Comments(0)
諸行無常  -「壊」三題-
 【1】 ..........................................................................................................

小学校の入学式や卒業式の壇上には、立派な生け花が飾られます。昔、小学校には、それに見合う大きな花瓶がなく、いつも、Hさんが貸してみえたそうです。

ある時、学校でこの花瓶が割れてしまいます。困惑しきってお詫びをされる校長先生に、Hさんは、おっしゃったそうです。

「形あるものはいつかは壊れる。仕方がない。」

娘のMさんは、はその時のことを、鮮明に覚えてみえるそうです。

「"お父ちゃん、カッコイイことを言うなあ"と思って聞いていましたが、あとで、しょんぼりしてしまって、本当に残念そうでした。」

【2】 ..............................................................................................................

高校3年生のとき、ボクは校長室の掃除をしていました。何かの拍子で、応接用のテーブルの上の大きな花瓶を割ってしまいました。

「大丈夫、大丈夫。気にしなくていいよ。」

その場にみえた校長先生は、そう言って、すぐに棚の戸を開き代わりの花瓶を取り出すと、テーブルの上に据えられました。割った花瓶と全く同じものでした。


【3】 ..............................................................................................................

『連休で子供が家でぐうたら → 母親がイライラ → 茶わんが割れる』というありがちなパターン。

お気に入りの茶わんが割れました。
20年ほど前、黄瀬戸の茶わんが欲しくて、一日中瀬戸の町を探し歩いたすえ、ようよう見つけたものです。高価のものでもなく、傷もありましたが、素朴でイイ感じで、ずっと愛用してきました。

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黄瀬戸の茶わん、修繕するのもよし、お役目を終わらせるのもよし、と思っています。
「諸行無常」というのは、あらゆる可能性があるということでもあり・・・。



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by e.wash-r | 2005-09-24 21:42 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
秋の彼岸会 -鬼-
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彼岸会・永代経法要をお勤めしました。

勤行は、浄土三部経。
ご講師は、福井勝山の袋田晃先生です。

私の我が、私を鬼にする。
その鬼が、また、鬼を育てる。
ほとけへとお育てくださるほとけさまに、会わないといけません。

お聴聞によって、鬼が鬼のままに、ほとけとなってゆく御法義を、明るく熱くお取り次ぎくださいました。

法会が終わり、門徒さん方が帰られた後の本堂に、西日が差し込んでいます。
なにかホッとしながら、戸締まりをしました。
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苦労はありますが、法会に集われた同行とおつとめをし、仏法をお聴聞するのは、なにより住職の歓びであります。今回のご法座に会えなかった方々と、次のご法座で会えるよう、今日から、また住職の日暮らしです。



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by e.wash-r | 2005-09-23 23:59 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(2)
上善同会
b0029488_1523745.jpg明日は秋の彼岸会・永代経法要です。

法名軸に、春以降に往生された方々の法名を書き込み、余間にお懸けました。


          法名軸に、『上善同会』の語が書かれています。

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「上善(の人)」とは、聖衆をのことで、さきにお浄土に往生された方々のことでもあります。「同会」は、『倶会一処』と同じく、倶に彼岸に会すの意味です。

彼岸は、おさとりの世界。
"大慈大悲心をもつて、おもふがごとく衆生を利益する"ことを楽しみとする境です。

彼岸会、かならずおさとりの世界に迎えると呼びかけてくださる阿弥陀仏のおこころを、ゆっくりお聴聞しましょう。


今年は、彼岸会と小学校の運動会が重なりました。

彼岸会のおときの材料を注文に行った坊守が、いつもお世話になっているT商店のYさんに、うれしい話しを聞いてきました。

「私はお寺へ行くから、運動会には行かないし、忙しいかも知れんけど、お店番もしないことにしてある。お彼岸に運動会をするなんておかしいと、ちゃんと学校の先生に言ってこんとあかんと息子に言いました。」

夜になって、T商店の息子さんが、
「おふくろお世話になります。」
と言って、食材を持ってきてくださいました。

ありがとうございます。ムチャクチャうれしかったです。




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by e.wash-r | 2005-09-22 23:59 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
金華山ゲレンデ
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諷経の依頼を受け、金華山の南麓・岩戸のZ寺様へ。

Z寺様の北東は、金華山ゲレンデと呼ばれる岩場です。
大学1年のとき、4年生の先輩に連れられて、数回通いました。「岩」に興味を示した小生意気な1年生を、プライベートで誘ってくださったのです。

地面からほんの1mほどのところで、「岩」にへばりついて遊びました。
ズリズリと落ちる度に、「また死んだ。」と言っては、繰り返し取り付きました。

リセットすることにより、死んでも生き返り、人生をやり直すことができるというゲーム感覚が取りざたされる世相です。確かに最近顕著なことなのでしょうが、人間の本質が変わったというわけではないと思います。少なくともボクは、20年前も、リセットしては遊んでいたわけですから。

岩ゴケ採りという遊びがあります。
欲を出して、ときに、岩の壁で進退窮まるという状況に陥ったりする訳ですが、そこには、金華山ゲレンデの"練習"とは全く異質の遊ぶ楽しさがあるように思います。

死のリアリティは、そのまま生のリアリティであるという当たり前のことを、あらためて思います。

Z寺様のご住職の話では、最近、金華山ゲレンデに取り付く人がめっきり減ったそうです。
岩ゴケ採りに行っているのか、さらなるバーチャルな世界に遊んでいるのか、気になるところです。

それより、人ごとではなく、ボクは、PCに張り付いているという現実。  嗚呼。



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by e.wash-r | 2005-09-21 23:59 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)