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病室だより 7 -朝日の当たる部屋-
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ボクの病室は、朝日のよく当たる部屋でした。

入院時より2Kgほど太って、こらから退院します。

いろいろな思いが錯綜して、入院中思ったり考えたりしたことのほんのわずかしか『病室だより』には書けませんでした。そのあたりは、また落ち着いたら書こうと思います。

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       凛とココを出て行くことで、お礼とします。ありがとうございました。
      
                                                 2007/6/30





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by e.wash-r | 2007-06-30 09:44 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(4)
病室だより 6 -手術報告-
6/28 術後です。b0029488_2316344.jpgb0029488_23173577.jpg
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6月28日、午後4時半、発作性心房細動にたいするカテーテルアブレーション(電気的焼灼術)を終えました。

左右の足の付け根のと首の静脈から3本のカテーテルを入れます。そのカテーテルは右心房に入り、心房中壁に穴を空けて目的の左心房まで到達するのだそうです。そして、心房細動を起こすとされる肺静脈からの電気的伝導を遮断するため、その通路である心房内壁をアブレーション(電気的焼灼)して、手術は終わりました。

足と首に麻酔を打って、カテーテルを入れるところまで、およそ15分くらいは憶えていますが、それ以降は眠っていたのでわかりません。約7時間の手術だったそうです。

手術台の上で、「終わりましたよ。」と起こされたことは憶えていますが、その後、病室のベットに移動した記憶はありません。

術後6時間の安静にしなければならない時間が、何より辛かったです。背中から腰にかけてのだるい痛み(体を固定することから来るもので、手術そのものの痛みではありません。)と、吐き気、発熱等、かなり苦しみました。

明け方まで、胸の痛みや発汗で何度も目が覚めましたが、朝食を食べる頃からは、元気になりました。朝食後、点滴をはずし、尿道に入れてあったカテーテルをはずした時からは、すっかり自由になった気分で、各種検査を終え、手術用の病衣を自分のパジャマに着替えてからは、ほぼ手術前の元気に戻っていたと思います。

当然の疲れはあったようで、何度もウトウトしましたが、今はすっかり元気です。手術の効果については経過を見ないと何とも言えませんが、手術そのものはたいへんうまくいったそうです。

十分すぎるほどボクは満足しています。みなさんに感謝します。

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6/29

家族にベットを占領されるほど元気です。






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by e.wash-r | 2007-06-29 23:13 | そらごと、たはごと | Comments(4)
病室だより 5 -天井を見ながら思ったこと-
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各種治療・検査について、主治医の先生、担当の看護婦さんから毎回丁寧な解説を受けています。

基本的には、目的・意義と方法、その効果についての話ですが、成功率や危険性・合併症について等、不利益な話もかなりの割合を占めます。

同意書への署名が必要なことも多く、医療行為が根本的に抱える問題の深さを実感しています。人間が完璧な知を持ち得ず、行為もなし得ない以上、社会的な努力とある種のいい加減な感情で解決するしかないのでしょう。

1≦0.000004

今日の検査について、ショック死亡率が1/25万ほどあることを告げられました。率で言うと0.0004%です。生まれてきて死ぬ確率は1/1、100%です。単純な比較はできないものの、ボクは100%の確率より0.0004%の確率にリアリティを感じます。

「いつか」死ぬ確率と「今」死ぬ確率との違いなのですが、「いつか」は「今」を包括しているということに、ボク(たち)は気づかないふりをしているんだろうなあ。



まだ、ほんの3日ほど、病院という場で生活しただけですが、医療現場の方々のお世話になりながら、つくづくハードな状況だなあと思いました。

すっかり白髪になり少しやつれた感じの□□先生とかつての若々しさをなくした感じの○○先生と廊下で雑談しました。ふたりとも高校の同級生です。現場の厳しさを痛感しました。行政の問題が多分にあるのだと想像します。

ボクにできることは、笑顔でできるだけ気持ちよく患者を全うすることと、自分の意志でしっかり1票を投じることかなと殊勝なことを考えています。


以上ふたつ、天井を見ながら思ったこと。





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by e.wash-r | 2007-06-28 00:02 | そらごと、たはごと | Comments(4)
病室だより 4 -『雪豹』
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ヒマなのですが、なぜか集中することができません。
欲張って3冊の本を持参しましたが、1冊すら読み終わりそうにありません。

ピーター・マシーセン著『雪豹』を読んでいます。『宇宙船とカヌー』と同じ芹沢高志さんの訳です。1988年発刊。数年前netで古本を見つけ、買ったまま放ってありました。

幻の雪豹を求めて秘境ドルポへとむかう旅の記録なのですが、内なる巡礼の記述でもあります。著者は、インドの雑踏からヒマラヤへの旅の中で、東洋の生き方としての仏教を感じ楽しんでいるようです。

欧米人特有の『禅』への傾倒は、必ずしもボクが共感し共有できる内容ではありませんが、著者を通じて語られる仏教は、純粋で新鮮な響きを持って伝わってきました。

『禅』を否定するわけではありません。ただ、『禅』への憧憬がなかったら、『他力』とのであいがいとも簡単にあったのではないだろうかと思えるのです。

ブッダに供えられたハイビスカスの花のことが、モンスーンアジアの僧院の記述の中にありました。2ヶ月ほど前訪ねた四国の法然寺の格天井の絵が鮮やかな赤のハイビスカスだったことを思い出しました。

モンスーンアジアの雑踏、ヒマラヤの南麓の冷たい空気、チベットの空。
病室にいるとなおさら憧れます。

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by e.wash-r | 2007-06-28 00:01 | 溺レル | Comments(0)
病室だより 3 -入院患者の気持ち-
b0029488_11111543.jpg長女と長男が、高校の帰り道に寄室。
特に何を話すこ訳でもなく、冷蔵庫の中のお菓子類を食べて帰っていった。

子どもたちを、外まで送る。駐輪場で、長女が足下のゴミを拾うと自分の自転車のカゴに無造作に入れた。やるなあと思う。

銘々勝手に帰ろうとしたので、ちょっとだけでもふたり揃って自転車で走るように指示。「blogの写真なら病院の中でいくらでも撮れるやん。」と嫌がりながらも、とりあえず並んで病院を出て行ってくれた。おかげで珍しい写真が撮れた。

知らされた親バカ具合。



入院の一時の感傷なら修正しなくては・・・。





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by e.wash-r | 2007-06-27 11:15 | そらごと、たはごと | Comments(0)
病室だより 2 -ツーショット-

病室でツーショット。当然、担当看護婦のMさんとボク。

Mさんの了解を得たので、どうしても見たいという人は、スクロールしてください。

















                          ↓



















われわれが人間の心に発見する最初にして、もっとも単純な感情は好奇心である。

エドマンド・バーク

















                          ↓



















好奇心は希望の別名にほかならない。

チャールス・ヘーア

















                          ↓



















長い長いあいだ待ち続ける希望は、短い驚喜よりも甘美である。

ジャン・ポール・リヒター

















                          ↓



















欲望を持つことが少なければ少ないほど幸福になるだろう、
という言葉は昔から言われているが、しかし非常に間違った真理である。


リヒテンベルク

















                          ↓


















ようこそようこそ

西蔵坊だより

















                          ↓


















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  【ツーショット】

  元来映画業界、テレビ業界用語。フレームの中に2人の出演者を入れること。


けっこうヒマです。
おつきあいありがとうございました。
そして、好奇心と希望と欲望に感謝。





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by e.wash-r | 2007-06-27 00:01 | 溺レル | Comments(2)
病室だより 1 -こころのお見舞い-
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G大学病院にいます。

特に細かい話はなしで、看護婦さんから、
「入院しているんですから、そのように振る舞ってください。」
と、それだけ言われました。

負けたと思い、患者をしています。

素直にベットで仰向けになると見える世界は、ピンクのカーテンとモノトーンの石膏ボードの天井のみ。"天井の黒い点々の数でも数えてみようかな"という気にもなりそうな状況です。

検査が終わり、少し無気力になってウトウトしていたら、あっという間に6時の夕食の時間。そこへ大先輩のR師とS師が訪ねてきてくださいました。『こころのお見舞い』を持って・・・。早々にありがとうございました。

小さな箱には、オレンジ色のMP3プレーヤー。
1Gのメモリーカードには、正尊寺さんの真宗講座のご法話がいっぱい入っていました。

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たった今、平成14年10月23日、第7回正尊寺真宗講座の「本願のこころ」と題した梯實圓師のご法話を聞き終わったところです。

どこまでも、法を伝えることに徹していらっしゃるS師の姿勢とそのアイデアに感服するとともに、生老病死のこの場所で、ボク自身がおみのりにあえたことを感謝したいと思います。


うれしいとはいえ、あまりに見事なお見舞いすぎて悔しいので、「お見舞いに来て!」の即効性の暗号として、「担当の看護婦さんがとてもかわいい方です!」という一文入りのをmailを、12:26に送信したということを付記しておきます。





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by e.wash-r | 2007-06-26 00:00 | そらごと、たはごと | Comments(2)
激しい雨が降る
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一日中、激しい雨。


キッズサンガ推進の"お仕事"で、夕方、組内寺院を6ヶ寺まわってきました。足を運ぶこと自体が目的でもあったので、その意味では法衣を濡らしたことに、格別の意味があったように思います。激しい雨に感謝。


午後9時過ぎ、激しい雨の中、法友Ss師とH師が訪ねてきました。
いわゆる布教団の第2連区問題、別院の納骨堂建設の問題等、まじめな娑婆の話。
それと、タイムドメインというメーカーのスピーカーの試聴。
一応、ボクのお見舞い(らしい)。
日曜の夜ならではの開放感もあって、深夜まで、3人で久しぶりに歓談しました。


G大学病院への入院にあたり、高校の友人I医師からmail。

"・・・大変だと思いますが、うまくいくことを願っています。・・・ブログがとても鷲岡さんぽく懐かしく思いました。ただ、入院は、決して楽しくありません。"

医者なのに、せっかく楽しく過ごそうとしている患者が萎えるようなmailをよこすな!と言いたくなりそうな内容ですが、生来の熱血天然まじめ人間のI師のことばだから、素直に受けとめようと思います。感謝。


S師がPHSの通信カードを貸してくださったので、病院の様子も可能な範囲でUPできるかも。





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by e.wash-r | 2007-06-25 02:22 | そらごと、たはごと | Comments(0)
上棟式、当地では「建てまい」
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義弟の家が建ちました。水田の中にできたトーチカのような家です。

夕方から、いわゆる上棟式。当地では「建てまい」と言います。ボクの記憶の中の「建てまい」は、"村中の人が集まり職人さんに混じって一日仕事をし、夜、棟の上がった屋敷の中で宴会をすること"です。

それは、裸電球に照らされた柱だけの空間で、夜中まで酒を飲んで、「上棟祝」と墨で書かれたブリキのバケツとかを引き物にいただいて帰るという村あげての祝いの儀式でした。
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時代は変わったんでしょう。義弟の家の「建てまい」は、ホームパーティー。設計士さん、職人さん方、そして、自己紹介されても一度ではよく理解できないような不思議な関係の方々が、飲み物と食べ物持参で、駆けつけて下さった様です。

ほとんどがボクよりすこし若い世代の方々。全員初対面の方なので、すこし照れもあり寡黙な兄を演じつつ、みなさんの話に耳を傾けました。様子見というか、ちょっとずるい対応だったかも知れません。

飲み屋さんの女の子と緊張しながら気を使って話している状況と似ているなあと思っていました。今日は、どちらかというとホストだから、正当なふるまいと言えなくはないですが・・・。

何人かの方と、ほとけさまの話もしました。若い人たちの中で、うまく言えませんが「仏教でよかった。」と思えたひとときでした。

義弟の家の前の田んぼに、ホウネンエビがたくさん泳いでいました。次女を呼んで、捕まえたホウネンエビを手の平の中で泳がせました。次女は、はじめて見たようです。
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ここでも、時代が変わったことを実感しました。





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by e.wash-r | 2007-06-24 02:41 | ふるさと | Comments(2)
流行と定番 -ギンガムチェックのパジャマ-

入院までにやっておかなければならないことが多く、一日そのために十分な時間を空けました。今日までに雑務が片づいていたら、以前から訪ねてみたかった伊勢神宮に行こうと思っていたのですが、法務ではないですがいくつか用事ができ、雨で気分は乗らないし・・・、ということで、あっという間に一日が終わりました。
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入院のための準備。
最近、パジャマを着たことがないので、パジャマを買いました。捜すとなかなかないものです。
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ボクの考える、パジャマとはこういうものというイメージのものを捜して、意外と苦労しました。流行と定番というのは微妙な関係のようです。
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やっとなんとか見つけた青いギンガムチェック。ついでに、黄色い歯ブラシも購入。
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なんとなくウキウキしている自分がいます。





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by e.wash-r | 2007-06-23 00:28 | そらごと、たはごと | Comments(0)