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特別な夏が終わった

1ヶ月ぶりに岐阜大学病院へ。

診察や検査の待ち時間に、山際淳司『彼らの夏、ぼくらの声』を読んだ。

1985年7月5日の読売新聞に掲載されたエッセイ「夏、その1」の一節。


目的も持たずにどこかへ行くということができなくなってしまったのは、妙に大人になってしまったせいかもしれない。しかし、それを寂しいとは思わない。まだ大丈夫だ。青春に嫉妬するには早すぎる。つむじ風が吹き、気がついたら見知らぬ国の入り口に立っていた。その状況に心惹かれるうちは、金曜の夜の微妙なざわめきを友とすることができる。

・・・ざわざわと、騒ぎたてるものがある。ふとあおげば、夏の葉をたたえた欅が風に揺れている。

ボクたち僧侶は「 金曜の夜の微妙なざわめき」とは無縁だが、"いつか"と「騒ぎたてるもの」がないわけではない。"いつか""どこか"へ行こうと思った。


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                                           欅ではなく椋の木です

今日が最後の診察だった。病気の再発は望まないが、なにか寂しさを感じてしまう。

ボクの特別な夏が終わった。



いや、まだ大丈夫だ。まだ看護婦さんたちにお礼を言っていない。

また、病院へ行こう。

持っていくのは、ケーキがいいかなあ、花がいいかなあ。

2回行くのもいいなあ。



不随意ですが、心臓が規則正しく動くようになりました。ありがとうございました。





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by e.wash-r | 2007-10-31 00:14 | そらごと、たはごと | Comments(0)
おじょうはん 
祖母の月命日。
大性寺さんが「おじょうはん」にみえました。

朝、柚子を採り、お供えしました。
大性寺さんにおさがりを持っていってもらいました。

まだ十分にいろんでいないカナリア色の初物です。

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「おじょうはん」の日なので、叔母が遠方からおまいりに来ました。
妹も来ました。

みんなで昼食。
何故か、カレーライス。

3年前、「おじょうはん」の日は、お精進にすると宣言したんですが・・・。
また、挑戦します。





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by e.wash-r | 2007-10-30 00:28 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
答えを聞いても問題が解決しないことがある

A Monk's Life

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                                     VIjay Pandey's photo


ご法事のあとのおときの席、隣に座られたX寺のご門徒さんからの質問。

「ご院さん、おまいりしとって楽しいかな?生まれかわっても、ご院さんになりたいかな?」

あまりに唐突な質問だったので、一瞬ひるみましたが、「ハイ!」と答えました。

模範解答だと思いましたが、疑問には答えていないような気がしました。

その後、質問の意図は何なんだろうと探りながら会食。

「ご院さんもたいへんらしいね。」という言葉の"たいへんさ具合"に答えを見たような・・・。


    X寺のご院さんへ

    "ご院さんを楽しみましょう。"








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by e.wash-r | 2007-10-29 00:01 | おまいりにて | Comments(0)
仏教壮年会例会 -座談会「・・・今さら聞けない。」-

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夜7時半から2時間、今年2回目の仏教壮年会例会が行われました。

おつとめの後、本堂で車座になって座談会。
最初は椅子に座っていましたが、お茶を飲みながら休憩してからは、畳に座り込みました。

いい悪いの問題ではないですが、畳に座ると、なんとなく寄り合いの雰囲気ができて、ほのぼのなごむような気がしました。

「今さら聞けない」と題して、壮年会の会長さんと副会長さんが、座談会の資料を準備してくださいました。仏事作法のおいわれを、ただ阿弥陀さまへの報恩感謝という一点でまとめてくださったわかりやすいものです。事前に随分勉強されたそうです。

説明を担当された副会長さんのお話を、みんなで頷きながら聞きました。

現実問題としては、仏法と世間のしきたりの狭間で、曖昧に流していることがたくさんありますが、「~しなければならない。~すべきだ。」というよりは、「門徒として、おいわれを知らずにいるということがないようにつとめたい。」というスタンスで会話がすすみました。信仰のひとつの姿として、住職としてはうれしかったです。

帰り際、「いろいろ感じたことがたくさんありました。また来ます。」と、参加者の中でいちばん若いTさん。

「こうやってだんだん、仏法そのものに入っていけるといいねえ。」と、会長さん。

副会長さんとボクは、「11月の法座『黄鐘会」は夜座もあります。是非とも誰かを誘ってお聴聞に来てください。」と、チラシを複数枚配ってしつこくお誘い。





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by e.wash-r | 2007-10-28 15:30 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
マルガリータ

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2007/10/11、WBC世界フライ級タイトルマッチ・内藤大介×亀田大毅戦の延長で、今日、亀田興毅選手が丸刈りで謝罪会見をしたそうです。

亀田家とTV(マスコミ)とボクシングの関係、あるいは彼らと彼らを取り巻く人々の思惑のなかで、たぶんボクたちは、しばらくの間、訳のわからないまま彼らとお付き合いすることになるんでしょうね。



"好きだから""楽しいから"という理由のみでスポーツをすることはきわめて困難です。それは、芸術であっても学問であっても宗教であっても、同じこと。

本来の目的に、必ず人間の執着・欲望にともなう"何か"がついて回るからです。

「亀田家」に限ったことではなく、一見さわやかなイメージの「スポーツ一家」であっても、そもそも危うさを内包しているのだということを、ボクたちは学ぶべきでしょう。

「我が家」然りです。

ただ、我が家の場合、いざというとき、丸刈りにして反省という作戦では効果ないだろうなあ。


写真引用 : 2004/10/14 『6㎜の壁 -日食を見そこなった方へ-





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by e.wash-r | 2007-10-27 00:00 | そらごと、たはごと | Comments(0)
まん中に草の生えてる道
朝、通学路に立って佐野地区、岩利地区、彦坂地区のこどもたちを見送りました。
巡ってきた、いわゆる旗当番というお役。



伊自良川の堤防の光るススキにかこまれて、「まん中に草の生えてる道」を歩く子どもたち。

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子どもの頃遊んだ田舎の道の心地よい響きがあり、ボクは「まんなかに草の生えてる道」というフレーズが好きです。

小室等の歌、谷川俊太郎の詩、『高原』の一節です。

山田太一脚本のドラマ『高原へいらっしゃい』の中で歌われたそうですが、ボクには全く記憶がありません。

YouTubeに【「高原へいらっしゃい」(古いほう)のオープニング】がありましたので、見てみましたが、やっぱり全く何も思い出せません。そもそも見たことがないのだと思います。

(ちなみに、このオープニングの曲は『おはようの朝』で、『高原』ではありません。)

出拠はともかく、ふるさとの道は「まん中に草の生えてる道」でした。


ところで、昔の「まん中に草の生えてる道」は、そもそもが草の道で、轍ができてまん中に草が残っていたということだったように思います。

アスファルトの「まん中に草の生えてる道」ってどういうことなんでしょう。

同じ風情なので、特に不満があるわけではないのですが・・・。





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by e.wash-r | 2007-10-26 01:20 | ふるさと | Comments(2)
              第5回真宗講座・黄鐘会冬座のご案内
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     ご講師  大阪 正満寺 安方哲爾 師


      11月15日(木)  昼 14:00~  夜 19:30~




                  ほとけさまのお慈悲を聞く法座です

                  どうぞお誘い合わせておまいりください


地図
by e.wash-r | 2007-10-25 14:00 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
「のんびり」とは
いよいよ来週から、御門徒さんのお取り越し報恩講がはじまるので、今週は、あえて「のんびり」過ごすよう心がけています。

4時過ぎから夜のおまいりまでの時間、H氏から紹介された喫茶店に出かけることにしました。北東へ川を三つ、峠を二つ越えた山の中にある隠れ家のような喫茶店です。

気晴らしにと、家にいた受験生の長女を誘いました。

ところが、その喫茶店は休み。仕方がないので、川を下って別のお店に行くも、また休み。結局、1時間ほど濃尾平野の北縁を廻って長良川を下り、岐阜の街の中でお茶を飲みました。

「のんびり」といえば、とても「のんびり」した時間でした。

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途中、長良川河畔から見た、濃尾平野を沈む夕日がきれいでした。

夕焼けに金華山の影。


見慣れたふるさとの景色ですが、それはそれでまた「のんびり」なのでした。





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by e.wash-r | 2007-10-25 00:37 | ふるさと | Comments(0)
DYLAN -45年、時代は変わる-

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久しぶりに、ボブ・ディランを聴いたら、映画『ビリー・ザ・キッド-21才の生涯-』(原題『PAT GARRETT AND BILLY THE KID』)が無性に観たくなりました。

レンタルビデオ店を数軒廻って、やっと発見。サム・ペキンパー監督の当初の意向を反映した特別版でした。以前ボクが観た劇場公開版とは少し違うらしいですが、よかったです。

ところで、今年は、ディランがデビューして45年目になるんだそうです。1stアルバムは、1961年(ボクが生まれた年)に録音され、翌1962年にリリースされています。

今、デビュー45周年を記念して、ディランを次世代へ伝えていこうという「DYLAN ICON」キャンペーン中。「Bob Dylan スペシャルサイト」の【TRAILER】をクリックしてみてください。貴重な映像のFlashを観ることができます。

【icon】の意味は、【像, 肖像, 偶像 】だそうです。

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                                          Flash映像より



映画『『PAT GARRETT AND BILLY THE KID』のことを書こうと思ったんですが・・・。





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by e.wash-r | 2007-10-24 02:51 | 溺レル | Comments(0)
秋空高く

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娘から電話。

「見た!? 空一面の龍のような雲・・・。」


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by e.wash-r | 2007-10-23 01:26 | Photo only | Comments(0)