<   2014年 09月 ( 21 )   > この月の画像一覧
美濃四十八座 妙圓寺真宗講座 季平博昭師
b0029488_1941456.jpg
b0029488_1941583.jpg


予定通りにつとめがおさまらず、15分くらい遅刻して昼座のお聴聞。いくらか急を要する連絡も入ったりして、1座2席、落ち着いてお聴聞できなかったことが残念でした。

季平先生は本願寺の連研の講習で何度かお世話になっていますが、お座でのお聴聞は初めて。淡々といつもどおりの雰囲気のままのお取次ぎでした。

阿弥陀さまのお慈悲に出合ったものは、そのお心を体現することがあってもいいのではないか、というお話のように受け止めました。それができてもできなくても、そういう優しさに包まれた社会を目指すということがあってもいいのではないか、というお話のように受け止めました。

なんとなくぼーっとみんなが優しくなれそうな感じがしました。


ただ、このようなお話を聞くといつも思うことがあります。傲慢ですが、人には、少なくともボクにも、できたら優しくありたいと思っているところがあります。気まぐれだし、限界があるし、本当は残酷で意地悪なのですが、それでもそういう気持ちは、不完全ながらいくらかあるのです。

そういう気持ちは何なのか、ということ。

もう少し言えば、季平先生のおっしゃりたいことはわかるのですが、ボクに優しさがあるとすれば、それは何なんだろう?阿弥陀さまのお慈悲と気まぐれでおぼつかないボクの優しさはどういう関係なんだろう?と考えてしまうわけです。そんなことを思うと、もう、訳がわからなくなってくるのです。

ボクには、そういうことを理解する能力がないのかもしれません。

ぼーっと聞いておけばいいのに、考え過ぎかなあ。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-30 23:35 | お聴聞 | Comments(7)
老人パワー  ―アメリカ横断―
b0029488_1311185.jpg
by voyagevixen2


T家のおまいり。90歳を超えたおばあちゃんが以下のようなことをおっしゃいました。

「今日は息子がおりませんので、申し訳ないことです。友だち6人と、キャンピングカーで、一ヶ月かけて、東海岸から西海岸まで横断するといって、アメリカへ行きました。息子がいちばん年下だそうです。若いもんの考えとることはよくわかりません。」

ちなみに息子さんは69歳。


Tさんが帰国されたら、たっぷりみやげ話を聞きたいと思います。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-29 23:23 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
美濃四十八座 浄妙寺真宗講座 角道宏師
b0029488_0241154.jpg
b0029488_024224.jpg


浄妙寺真宗講座昼座のお聴聞。

ご葬儀に出ておられるご住職のお手替わりを若院さんがつとめられました。落ち着いてつとめられご様子に、我が自坊のことを思い、とりあえず、羨ましいいと思った次第。そんなところから、お聴聞が始まりました。

福岡弁の機知に富んだ巧みな話術にも引きこまれ、他力のお話を楽しませていただきました。


興味深く聞かせていただいた、百歳を超えてお元気だった徳之島の重千代さんの逸話。

「タバコは若い時にやめた。九十歳の頃。」
「甘えん坊なので、年上の女性が好き。」

時間というのは、相対なのだということ。翻って、”その時が来たら、お聴聞します。”というとき、”その時”とはいつなのか?という命題。

どうすれば救われるのか、いつ救われるのか、いつ救われたのか、という一連の問の答えはありません。

「救う。」という阿弥陀さまがおられ、「お浄土まいりが定まったわたし」がいるという関係は、阿弥陀さまとわたしがいるということだけです。

そう聞かせていただきました。


「そのとき」とは、ちょっとニュアンスは違いますが、「いつか」について書いたblog。

以下、西蔵坊だより 『「クレイになれなかった男」再読』より


あしたのジョー、矢吹丈とはいったい何者だったのか。

ぼくらには"まっ白にに燃えつきる"ことなどありはしない、という前提がジョーを支えたある"熱い思い"なのだった。

・・・燃えつきるためにだけ燃えつきることの至難さと、それへの憧憬。

望みつづけ、望みつづけ、しかし"いつか"はやってこない。


沢木耕太郎『敗れざる者たち』のなかの「クレイになれなかった男」より。



                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-28 00:21 | お聴聞 | Comments(0)
栗かぼちゃきんとん
K家おまいり。手作りの「栗かぼちゃきんとん」をいただきました。おいしいし、きれいだし、初めて食べたし、ということで、そのことをお伝えすると・・・。

「ご院さんがいらっしゃってから作りました。簡単ですよ。」とKさん。

作り方を教えてもらったので、早速作ってみました。


【材料】 

・栗かぼちゃ      1/4
・茹で小豆の缶詰  1/4

【作り方】

1、栗かぼちゃを薄くスライス。青臭さの香味付けと彩りのため、皮を少し残す。
b0029488_1273666.jpg


2、スライスしたかぼちゃをラップに包み、電子レンジでチン。 強、3分。
b0029488_1275364.jpg


3、粗熱がとれたかぼちゃを、適当を潰す。
b0029488_1281587.jpg


4、茹で小豆1/4程を、軽く混ぜる。

5、できたきんとんを、ふきんで茶巾絞りにする。

6、出来上がり。   所用時間:10分程度
b0029488_1284495.jpg






                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog


甘みは茹で小豆で十分。できれば小粒で汁気がないものがいいと思います。
かぼちゃはホクホクになるように、つぶし過ぎないようにというのがコツみたいです。
by e.wash-r | 2014-09-27 23:12 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
法事三昧が終わりました ―ヤキバノカエリ(3)―
b0029488_18491082.jpg


巡ってきた祖父(前前住職)の50回忌と父(前住職)の3回忌。

何かしら思い入れがあり、それは簡略化を美徳とするような風潮への抵抗でもあり、旧来のちょっと面倒臭い人間関係や村づきあいが希薄化してゆくことへの哀愁でもあり、この法縁、とことん法事を勤めようと思いました。

結果、この3月から9月までに、計5回の法事。家族と、遠い親戚と、近い親戚と、ご門徒の方々と、村の方々と。

何度にも分けて、できるだけ多くの方々と、法事を楽しみました。

仏事ではありますが、娑婆の縁、俗なる衆会でいいとボクは思っています。縁者が集えば、それで十分だと思うのです。

そいう意味では、「呼ばれたのがうれしい。来れたのががうれしい。」と何度もおまいりに来てくれた90近い叔母たち、おとりもちもふくめ、みんなでつとめてくださったご門徒のみなさん、稲刈りの時期、万障繰り合わせておまいりくださった村の方々、繰り返しおつとめ・ご法話をしてくださった法類の方々に、感謝です。


決して強がりではなく、楽しかったのですが、やっぱり疲れました。


ところで、「ヤキバノカエリ」といえば、祖父の葬儀のときの最大の記憶は、火葬場の行き帰りに通った暗くて長い鶯谷トンネルです。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-26 23:47 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
D寺前前坊守さま葬儀 ―ヤキバノカエリ(2)―
b0029488_18564890.jpg


70年、戦地で亡くなられたご住職の後を守られたD寺前前坊守さまのお通夜とご葬儀。

ボクがこどものころ、前前坊守さまは、兼務で多忙のご住職に代わって、毎月おじょうはんに来てくださっていました。

10kmほど離れたD寺さまから自転車で。いつも、門前に自転車を停め、袴を脱いで山門をくぐられました。阿弥陀経をおつとめし、相応の時間、結構長い時間だったように思いますが、祖母たちと歓談をして、やはり、山門をくぐったあと、門前で袴を履いてから、自転車で帰って行かれました。

伊自良川の堤防あがる坂がきついので、堤防に上がるまでは、坊守さまは、おおかた自転車をひいていかれました。伊自良川まで、坊守さまについていって見送った記憶があります。

私事ながら、お通夜の法話でも少しお伝えしたのですが、ボクはそのおじょうはんをいつも楽しみに待っていました。おまいりをイヤだと思った記憶がありません。木がこんもりと茂った当時の境内や旧本堂とともにある、懐かしい思い出です。

「Mちゃん、Mちゃん・・・。」といって、可愛がってくださった坊守さまも歳を重ねられ、ご院さんんがお参りに来てくださるようになったとき、「Mくん、Mくん・・・」といってやはり可愛がって下さる雰囲気が、坊守さまと同じだったので、とても嬉しかったことも、なんとなく思い出しています。

ほんとうにありがとうございました。


土葬だった頃、ボクたちこどもも、葬列について、いつもお墓まで行きました。そういう習慣だったのかもしれません。そのせいか、家を、村を、お棺が出て行くときが好きです。

土葬の土地柄なので、「ヤキバノカエリ」という情景を幼い記憶としては持っていません。でも、出棺と同じように、お骨を抱えた当主が、葬儀の後片付けが終わった家に帰ってくるときの雰囲気が好きです。


前前坊守さまのお骨を抱えたご住職が、山門をくぐって帰っていらっしゃるところを、写真に撮ろうと計算していたのですが、まさに計算が狂って間に合いませんでした。

想像して、楽しむことにします。

悲しくて、寂しくて、辛くて、苦しくても、葬儀はいいなあと思うわけです。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-25 00:44 | おまいりにて | Comments(0)
熊谷守一展  -ヤキバノカエリ(1)-
b0029488_0353319.jpg


9月5日、岐阜県美術館で「熊谷守一展」を観てきました。熊谷守一の展覧会としては、最大規模のものだそうです。

感嘆のため息を何度も漏らしながら、心地よく、カタチとイロの造形を楽しんできました。


どうしても気になる「ヤキバノカエリ」と題された絵。
ボクには、今まで何度も何度も繰り返し見た象徴的な「故郷」であり「日暮し」です。


10月19日まで。また見に行こうと思っています。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
                    【 10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-24 23:34 | 溺レル | Comments(6)
永代経法要・前前住職50回忌、前住職3回忌
秋のお彼岸お中日。永代経法要と前前住職50回忌、前住職3回忌のおつとめ。

午前一座、午後一座、夜一座。多くの方々のお世話のもと、ご縁の方々と法味三昧、懇親歓談の楽しい時を過ごしました。

b0029488_1123466.jpg
9:00から永代経法要 無量寿経、観無量寿経のおつとめ
b0029488_1133322.jpg
お斎の準備 修繕した台所で 婦人会の方々 
b0029488_116598.jpg
お斎配膳の準備 今回は平膳に本膳用の器で
b0029488_1171899.jpg
11:30 お斎 地区総代さん方がお給仕
b0029488_1173790.jpg
休憩 本堂の縁側で
b0029488_1181152.jpg
休憩 銀杏の下で
b0029488_1184299.jpg
13:30から前前住職、前住職の門徒中の法事 法話は木下憲正師 歌をまじえて 
b0029488_1185324.jpg
16:00から 岩利の方々、寺総代さん、法類の方々による法事 
b0029488_1191360.jpg
法話 小川徳水師 懐かしいい写真を見ながら
b0029488_119269.jpg
法事粗宴
b0029488_1193859.jpg
万障繰り合わせておまいりくださった叔母さま方




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
11年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-23 23:00 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
相変わらず、予想通り、よくあるパターン
b0029488_15554636.jpg


順調に進んだ彼岸会の準備ですが、結局法要前夜は夜なべになりました。

ギリギリにはなりましたが、お荘厳だけでなく、お接待やおとりもちの方々のお役が段取り良く進むような下準備等、これで十分ということはありませんが、それでもまあまあ出来る限りのことはできたと思います。


彼岸のお中日。

午前9時から、当家にご案内しての別修永代経法要とお斎接待。
午後1時から、門徒中でおつとめする前前住職の50回忌、前住職の3回忌。
午後4時から、当地岩利の村親戚、総代さん、法類でおつとめする同じく50回忌・3回忌。
夜7時からは、とってもお世話になった相焼香D寺さまの前前坊守様のお通夜。

また寝不足、疲労困憊して当日を迎えることになりました。


相変わらず、予想通り、よくあるパターン。



   彼岸会の準備をしながら、成り行きではじめたblog「西蔵坊だより」。

   気がついたら、11年目。

   おかげさま。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
11年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-22 23:53 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
[仏事のイロハ」
b0029488_1473048.jpg
b0029488_1474632.jpg


前前住職の50回忌、前住職の3回忌のご法事をおつとめします。

門徒中のおつとめにあたり、『仏事のイロハ』をお配りすることになりました。前住職が好んで教化に用いていたことがひとつの理由。仏事作法について教えてほしいという要望が多いことも理由です。


元来、作法というのは人が考えたものなので、矛盾に満ちているというのがボクの考えです。

某老舗の看板に「昔から伝統のある****」とあるのを見たとき、ある意味、的を得た表現であると納得したことがあります。作法は、そもそも説明できないもの、なんだかよくわからないけどそういうことになっているもの、というものが多いと思います。


「仏事のイロハ」をお配りすることになったのですが、当地の実情と合わない内容もあります。特に年回法要の時期については、「数」という定量の表現なので、間違って受け止められやすいと思い、当地流の内容を別刷りして『年回表 (岐阜版)」として挟み込みました。影響力がある本の内容だけに、出版にあたっての配慮が欲しかったなあと思います。

この『仏事のイロハ』をテキストにしている仏事作法の講座のご講師になったK師が、「この本のままお話ししたら、誰も手を合わさなくなってしまう。状況に応じてというのが講師の役目。」みたいなことをおっしゃったことがあります。その気持、とても良くわかります。


「仏事のイロハ」をお配りするにあたり、ご法事のお礼文に添えて、「『仏事のイロハ』は、このたび三回忌を迎えました前住職釋哲成が、ご法話・ご教化の折、好んで用いておりました本の改定版です。仏事の儀礼作法には地域性があり、本の内容が当地域の伝統といくらか異なる面がありますが、仏徳讃嘆の心に違いはありません。お仏事の参考にしていただき、不明な点は住職にお尋ねください。」と一筆加えました。


仏事作法について、ほとけさまは何もおっしゃいません。”自己責任で”ということなんでしょうね。あとは”昔から伝統のある”かなあ。



                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
                    【 10年前の今日のblog
by e.wash-r | 2014-09-21 23:11 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)