タグ:チベット ( 57 ) タグの人気記事
「沈黙」
b0029488_02113323.jpg


遠藤周作の「沈黙」を、マーティン・スコセッシが映画にしました。早速観てきました。

興味本位で観た直感を、箇条書きにします。

・キリスト教を知らないので、根本的によくわかりませんでした。

・日本の拷問を描いています。

・日本ののどかな風土・風俗が全く描かれていません。(主題上、魔境である必要があったのかも)

・初重?の念仏みたいな声明が、象徴的に流れました。同様に、虫の声なども。(沈黙の相対として?)

・棄教(踏み絵)と罪・背信・裏切りと人道的行為が混同してしまって、何が主題なのか、混乱しているように思いました。(ボクがこだわったところです。)

・ボクの場合は、どうしても仏教の視点で観てしまいました。

・スコセッシが、中国のチベット侵攻とダライ・ラマの亡命を描いた「クンドゥン」の方がわかりやすかったです。

・キリスト教圏の方の映画だと思いました。

・「タクシードライバー」や「クンドゥン」同様、濃く重い音と色でした。(スコセッシの世界?)

・キリスト教の方の感想を聞いてみたいと思いました。

・ボーっと観ることのできる映画ではありませんでした。(字幕も読まないといけないし)


【独善的オススメ度】

「シン・ゴジラ」よりは↓
「君の名は」よりは↑













by e.wash-r | 2017-01-23 00:21 | Tibet/西蔵 | Comments(4)
『ラサへの歩き方』
b0029488_810664.jpg
b0029488_8101610.jpg


S師をお誘いして、中国映画『ラサへの歩き方を』観ました。

チベットの方々の「ラサ巡礼」「カイラス巡礼」をドキュメンタリー風に描いた作品です。

五体投地を繰り返し、気の遠くなるような道のりをラサへ向かう人たちが淡々と描かれます。

理解ではなく、心揺さぶるものに会う映画だと思いました。


チベットの自然、暮らし、信仰が美しく描かれます。美しすぎるくらいに。

中国人民解放軍のチベット侵攻(中国は平和開放と言っています。)以降70年のチベットの歴史、20年前に見たチベット、情報の閉ざされた今のチベットを思うと、映画の美しさが、逆に何か心をザワザワさせたのも事実です。

物語と映像の美しさが、チベットへのレクイエムでなければいいのですが・・・


9/9まで、柳ケ瀬のcinexで上映。
おすすめします。
もう少しはやくお知らせすればよかったと思っています。




                    
Tumblr 『西蔵防だよん』


 
2015年の今日のblog
2014年の今日のblog
2013年の今日のblog
2012年の今日のblog
2011年の今日のblog
2010年の今日のblog
2009年の今日のblog
2008年の今日のblog
2007年の今日のblog
2006年の今日のblog
2005年の今日のblog
2004年の今日のblog
2003年の今日のblog

by e.wash-r | 2016-09-05 23:09 | Tibet/西蔵 | Comments(0)
パンダ
b0029488_1265281.jpg
b0029488_1271074.jpg
b0029488_1272962.jpg



上野動物園にカンカンとランランが来て賑わったことは遠い記憶としてあります。

WWFのパンダのシンボルマークをいつも複雑な気持ちで見ています。


パンダを見たのは、今回がはじめて。

アドベンチャーワールドにて。
入園するまで、パンダがいることを知りませんでしたが。
中に人間が入っていると思うくらいパンダでした。


忘れないようにしようと思うこと。

パンダの故郷はチベットです。




                    
Tumblr 『西蔵防だよん』


 
2015年の今日のblog
2014年の今日のblog
2013年の今日のblog
2012年の今日のblog
2011年の今日のblog
2010年の今日のblog
2009年の今日のblog
2008年の今日のblog
2007年の今日のblog
2006年の今日のblog
2005年の今日のblog
2004年の今日のblog
2003年の今日のblog

by e.wash-r | 2016-03-11 23:26 | Tibet/西蔵 | Comments(0)
お取り越し三昧  -五十肩-
b0029488_16594113.jpg


H家お取り越し。例年、親子三代・姉妹揃って賑やかなおつとめなのですが、今日はHさんおひとり。段取りの行き違いがあって、申し訳ないことでした。

Hさんとまったりおつとめ。

お灯をあげられるHさんの様子が何となくぎこちないので、そのことを尋ねると、どうもいわゆる五十肩なのだそうです。痛み始めてから、4ヶ月ほどとか。。

ボクも五十肩では随分苦しんだので、Hさんの辛さはよくわかります。Hさんの肩の痛み具合をうなづきながら聞きました。

「なんで五十肩になんかになるんかねえ?」とおっしゃるHさんに、「なる人はなるみたいですね。ボクは1年くらいかけて知らないうちに治りましたよ。上手におつきあいしてくださいね。」と応えました。


ひとしきり世間話をして帰途についてから、ふと、思いました。

『「なんで五十肩になんかになるんかねえ?」と言われたら、「体はまだまだ五十代ということですよ!」と応えるべきだったかも。』

まあ、どこまでも生臭坊主であることに間違いないにしても、話術や世渡りに埋没するのは、あまりかっこいいこととはいえませんが・・・。



◆写真は、林雙寺蔵メディカルタンカより



                    
Tumblr 『西蔵防だよん』


 
2014年の今日のblog
2013年の今日のblog
2012年の今日のblog
2011年の今日のblog
2010年の今日のblog
2009年の今日のblog
2008年の今日のblog
2007年の今日のblog
2006年の今日のblog
2005年の今日のblog
2004年の今日のblog
2003年の今日のblog

by e.wash-r | 2015-12-21 16:58 | おまいりにて | Comments(0)
熊谷榧 『チュー・ゴンパ』
b0029488_0294036.jpg



およそ2ヶ月前、なんとなく入ったお店で出会ったチベットの寺院の絵。

どう見ても熊谷榧さんの絵だと思い見入っていると、店のご主人のKさんが「榧さんの絵ですよ。」と。

手放すことになった友人から引き受けた数枚の内の1枚だとか。

『チュー・ゴンパ』と名付けられたその絵。榧さんがカイラスを巡礼されたとき、マナサロワール湖畔で描かれたものようです。


Kさんのご厚意を受け、『チュー・ゴンパ』が西蔵坊に来ました。





                    
Tumblr 『西蔵防だよん』


 
2014年の今日のblog
2013年の今日のblog
2012年の今日のblog
2011年の今日のblog
2010年の今日のblog
2009年の今日のblog
2008年の今日のblog
2007年の今日のblog
2006年の今日のblog
2005年の今日のblog
2004年の今日のblog

by e.wash-r | 2015-06-28 00:28 | 溺レル | Comments(2)
曹洞宗岐阜県青年会40周年記念 ダライ・ラマ法王特別記念講演
b0029488_035436.jpg


四月八日、はなまつり。曹洞宗岐阜県青年会の40周年を記念して催されたダライ・ラマ法王の講演を聞いてきました。

当blog『西蔵坊だより』の西蔵坊(房)は、当寺が正蓮寺の寺号を拝受する前の名称です。中国語でチベットを意味する「西蔵」と関係があるかどうかは不明ですが。(まずない。)

こどものころから、なんとなく「チベット」に興味を持ってきたのは、「西蔵坊」という名前の縁なのだと思います。

ダライ・ラマ法王のお話を複雑な思いで聞きました。その思いをどうしても残しておきたいのですが、なかなか書けません。思い入れは、気負いなのだと思います。

というわけで、「チベット」への思いとダライラマ法王のお話については、いずれ。



講演のテキストが以下のサイトにあります。


ダライ・ラマ法王特別記念講演 / 仏教に出会えてよかった~花まつりに集う 仏法僧~
主催者:曹洞宗岐阜県青年会
会 場:長良川国際会議場
期 間:2015/4/8~2015/4/8






                    Tumblr 『西蔵防だよん』


 
                    【 2014年の今日のblog 】 
                    【 2013年の今日のblog
                    【 2012年の今日のblog
                    【 2011年の今日のblog
                    【 2010年の今日のblog
                    【 2009年の今日のblog
                    【 2008年の今日のblog
                    【 2007年の今日のblog
                    【 2006年の今日のblog
                    【 2005年の今日のblog
                    【 2004年の今日のblog
by e.wash-r | 2015-04-09 23:00 | Tibet/西蔵 | Comments(0)
Potala Palace At Night
b0029488_17011.jpg


『Potala Palace At Night』 by Andy Hares


Tumblrで夜のポタラ宮の画像が流れてきました。

夜のラサ、「Ch***** no good.」と詰め寄るチベットの人たちに囲まれ、ちょっと怖い思いをしてから20年。

あのころのラサは、夜は普通に暗く、ポタラ宮が闇の中にくっきりと浮かび上がって見えていたという記憶はありません。

いいとか悪いとかではなく、ライトアップされたポタラ宮の写真を見ながら、チベットは今どうなっているんだろうかと、ただなんとなく複雑な気持ちでいます。





                    Tumblr 『西蔵防だよん』


 
                    【 2014年の今日のblog 】 
                    【 2013年の今日のblog
                    【 2012年の今日のblog
                    【 2011年の今日のblog
                    【 2010年の今日のblog
                    【 2009年の今日のblog
                    【 2008年の今日のblog
                    【 2007年の今日のblog
                    【 2006年の今日のblog
                    【 2005年の今日のblog
                    【 2004年の今日のblog
by e.wash-r | 2015-02-21 23:06 | Tibet/西蔵 | Comments(0)
続「美濃四十八座 教徳寺真宗講座 宏林晃信師」
b0029488_19525827.jpg


昼座後席、夜座二席のお聴聞。

つくづく、宏林先生はロマンチストだと思いました。三木照国先生とは、またちょっと違う感じの。

先生は、「大切なものを八つ書いてください。」と、白紙を配られました。

・目に見える大切なものふたつ。
・目に見えない大切なものふたつ。
・大切な人ふたり。
・好きなことふたつ。

よーく考え、いろいろ穿った見方をしながら、それでも素直に書いたボクの8つの大切なもの。

 お金・食べ物     目に見える大切なものふたつ。
 思い出・暇      目に見えない大切なものふたつ。
 彼女・友だち     大切な人ふたり。
 海山川・狩猟採集  好きなことふたつ。

先生は、「限られたいのちが失せていくとき、大切なものを、ひとつ・ふたつと捨てていくとしたら、どんな順番で捨てていきますか。」と。

厳しい問いです。捨てられないものばかりですが、ひとつ・ふたつと捨ててみました。最後に残ったのは、「思い出」と「彼女」。そのとき、なんとなく宏林先生の意図がわかったような気がしました。

「最後のふたつも、やっぱり手放すんです。ひとは、ずっと何か大切なものを掴みつづけて、それでも、最後はその大切なものをすべて手放して死んでいくんですよ。」

では、大切なものをすべてを手放していく生を生きているのか?

先生は、お浄土の話をしてくださいました。しっとり、しみじみ有り難かったです。


お聴聞しながら、チベットのことを思い出していました。

河口慧海と成田安輝のチベットに潜行から100年目にあたる2001年、『チベットと日本の百年』という本が共著されました。以前にも引用しましたが、その中の「雷鳴、冷雨の暗いチベットから」という色川大吉氏の文章の一部を、再度引用。

『・・・悪路を五体投地でラサを目指す娘たちがいた。見ると、顔も手も荒れてささくれだっている。パンを喜捨し、「どこから来て、どこへゆくのか」と尋ねると、はにかんで答えない。この若い三人の巡礼は、私などの百倍も苦労してきたにちがいない。それなのに表情に不安や迷いや曇りがない。あどけなく、たくましく、幸せそうなのはなぜだろうか。何か根本的な問題を突きつけられたような気がした。・・・

・・・人間にとって生きるとは何であるのか、信仰や宗教とは何であるのか。人をあれほど自足した豊かな表情に変える力を持つ思想はどこから来るのか、考え込まないではいられなかった。・・・
 シガツェで隊員の一人が高山病で急死した。ラサのセラ寺の裏で鳥葬にしたとき、鷲たちに天空に持ち去られていく友の肉片を見上げながら、生と死の境にいることを感じ、人間なにが幸せで、なにが不幸なのか判らなくなった。この世の向こうにある世界をイメージできる人たちと、虚無しかないと観念する人種の断絶を、彼我の立脚点の差を超えて自覚したのである。・・・』


やっぱり、阿弥陀さんです。



                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
by e.wash-r | 2013-05-15 00:52 | Comments(2)
チベットの宝薬入れ
b0029488_1405336.jpg


K師より、チベットの宝薬入れをいただきました。感謝。


18年前、チベットを尋ねたときのこと。

ラサ、ジョカン寺を囲む八角街(バルコル)の露天に並ぶヒマラヤ珊瑚やターコイズの装飾品。誰が身につけていたもので、どんな理由で手放したのだろう、と考えていたことを思い出しました。


チベットの人たちは、あまりモノを所有しないと聞きました。唯一と言っていいほどの個人の持ち物が、ヒマラヤ珊瑚やターコイズの装飾品とも聞きました。

その話を聞いた上で、露天に並ぶきれいな装飾品を眺めると、「チベット侵攻」と無縁ではないだろうと思えてくるのです。

古いチベットが変わったとき、チベットを去ることを決意した人たちがあり、想像ですが、おそらくその中には、やむを得ず唯一の持ち物を手放した人たちがあったのではないかと・・・。



チベットのことは、どうしても手放しでよろこべません。だから、大切にしようと思います。




                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
by e.wash-r | 2013-04-12 23:40 | Tibet/西蔵 | Comments(2)
平山郁夫 仏教伝来展(1994)図録
b0029488_2334558.jpg


思わぬ場所で偶然であい、即購入。

深夜、収録の74点の絵をゆっくり眺めました。

たまにはこういう時間もいいものです。


『ポタラ宮の石段』・『拉薩郊外』・『チベットの幼児』という、1977~8年のチベットを描いた絵も3点ありました。

国の主権や権益、限られたパイをめぐる経済のことで混沌とする世相。描かれた当時のチベットですら、もう手の届かない遠すぎる過去のように見えました。どうすることもできないことに、苛立ちを覚えつつ、ボクはボクの「仏教伝来」をつとめるしかないかと、暗澹たる心のままに開き直っています。

平山郁夫さんの絵の力なんでしょうね。







                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
                    【 8年前の今日のblog
                    【 9年前の今日のblog
by e.wash-r | 2013-03-08 00:18 | Comments(0)