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新婚さん、いらっしゃい!
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午後4時、”ちらし寿司をたくさん作ったから”と、新婚のご夫妻がが訪ねていらっしゃいました。

母が、はりきって銀杏の木の下でおもてなし。

3時に遅い昼食を食べ終わったばかりのボクも呼ばれて、ピクニックの様相。


郷里新潟の深い雪の話をする新郎さん。
”夏の黄昏時はいいね”と言う新婦さん。


穏やかな時間でしたが、ただ、ボクとしては、間もなく傘寿を迎えられる新婚さんに、どう対応していいのか、正直なところ、戸惑いがなかったわけではありません。


「一樹の蔭とはよく云ったものだ。」 夏目漱石『吾輩は猫である』


ひとりでも、ふたりでも、どうぞ木陰にいらっしゃい!




                    
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by e.wash-r | 2017-06-03 23:27 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
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高校有志の同窓会。

先生と卒業以来のHをはじめ、男だけ。往時と今が交錯して心地よい時が流れる。

1次会の終わりに、今回の会を呼びかけたKが神妙な顔で締めた。

「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
「ほんとうに好きなことをしてください。」

鉄人と呼ばれたKのその意外なことばに、一同一瞬の沈黙。

誰も知らなかったと思うが、困難な状況のなかで、Kは同僚と友人を亡くしている。状況を変えることは難しいが、以降、彼は、常に苦悩する人の傍らに立つ姿勢を貫いている。

彼が、同窓会を呼びかけたことも、たぶん、そのことに無関係ではない。

唐突な彼のことばに、戸惑いながらも、みな、間違いなく何かを感じた。生きたことばとはそういうものだと思う。

ボクは、「ほんとうに好きなことをしてください。」の「ほんとうに」は「好きなこと」にかかるのか、「してください。」にかかるのかを、国語のテストの解答を求めるように、聞き自問した。たぶん、どちらでもKの気持ちには叶うと思った。


みんなと別れたあと、最後は畏友Eと深夜の喫茶店へ。あるプロジェクトについて、延々と真摯な話をした。

カジカガエルが鳴きだした。
捕まえたい。
投網が有効ではないか。
漁業権を返したけれど、カジカガエルなら問題ないはず・・・



つくづく、出遇ってしまったんだなあと思う。








by e.wash-r | 2017-05-27 23:26 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
窯の町・土岐へ
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T氏より戦国時代の窯焼きについて聞く
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エンゴロの窯でピザを焼くK氏
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舞茸とズッキーニとベーコンのピザ
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最後の重油の窯の煙突
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いただいたT氏手書きの器 鮎と牡丹


空いた午後の時間、思い立って、ご縁のTさん、Kさんを訪ね土岐へ。

急な訪問にもかかわらず、ピザ窯を温めて歓迎してくださいました。感激。

東濃特有の丘陵地。遠くからイカルの鳴き声が聞こえ、ヤマガラがやってくる工房。焼きたてのピザをごちそうになり、窯の話・魚の話・陶祖(歴史)の話を聞き、のんびりさせてもらいました。

仕事の邪魔はしても、遊びの邪魔はしないということで、また、遊びに行こうと思います。




                    
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by e.wash-r | 2017-05-17 01:48 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
少女A
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祥月のおまいりで聞いた庭のセッコクの話。


木曽谷がふるさとのAさん。

Aさんが少女だったころ、伊勢神宮の式年遷宮の用材を村から切り出したそうです。

花の好きなおじいさんに育てられたAさんは、切り出した檜の大木に着床したセッコクを見つけます。

物欲しそうにセッコクを見るAさんに、村の人は、大木から株を採ってくださったそうです。

以来、木曽谷を離れ、岐阜に来て、就職して、結婚して、今の家に住むようになるまで、ずっとその思い出とともにセッコクを育ててきたAさん。

三株に増えたセッコクは、Aさんの庭で、今、白いつぼみをつけています。


Aさんがセッコクを見つけた檜の大木は、昭和48年(1973)の式年遷宮の用材になったのだと思います。用材の切り出しは、遷宮のおよそ10年前に行われるので、昭和38年ごろ、Aさんが少女だったころから、50数年が経ったことになります。

Aさんは、「セッコクは、わたしとほぼ同い歳、こどものころから、ずっといっしょだった。」とおっしゃいます。

時の流れが速く、促成、時短が美徳とされる風潮。そんななかにも、AさんとAさんのセッコクが辿った時の流れは厳然とあるわけです。

ささやかな日常がつづいているということに、混沌の対義語としての平和を見たような気がします。




                    
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by e.wash-r | 2017-05-11 23:16 | ふるさと | Comments(0)
土岐陶器まつりへ -荒神窯さんにピザ窯制作を依頼-
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5月5日午後、みんなを誘って、大盛況、最終日の土岐の陶器まつりへ。

ボクの目的は、懇意にしていただいている荒神窯さんのKさんを訪ねること。買い物を楽しみながら、荒神窯さんのブースへ。

お祭りも三日目、西日に照らされて、お疲れのKさんを発見。歓談の後、Kさんに「エンゴロのピザ窯」の制作とはなまつりの灌仏盆について相談。具体的なことは、今後のお楽しみ。

【エンゴロは、窯に入れた作品を、積み重ねたり、保護したりするために用いる、耐火性の強い土で焼かれた容器・ブロックのようなもの。エンゴロは、瀬戸・美濃地方特有の呼び名。】

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徳利の産地・下石のマスコットであり、荒神窯さんの人気商品でもある「とっくりとっくん」。FBに窯入れ前のなんと合掌姿のとっくんが載っていましたので、写真拝借しました。


荒神窯さんでいただいた「癒やしのカバ」と「まるでべにてんぐだけ」の写真は、後日UP。





                    
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by e.wash-r | 2017-05-05 23:54 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
M家遷座法要  神戸から京都へ
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5/3分

M家遷座法要。

日本は、敗戦後数年、いわゆるGHQの戦後統治を受けます。

GHQは、焦土と化した国の疲弊した国民の秩序に驚いたそうです。”日本とは、いったいどういう国なのか?”。米国の社会学者による調査が行われました。

資料を確認していませんが、報告のなかに、おおよそ以下のような部分があるそうです。

日本人は、何世代もいっしょに暮らしている。
死んだものまでいっしょに暮らしている。
家の中に、教会(神棚・仏壇)がある。
その教会に、朝夕礼拝する。

ほとけさまがいつもいっしょの暮らし、手を合わせるお仏壇のある家ということを、ボクたちは、あらためて意識してもいいのかもしれません。

新しくお仏壇を迎えられたり、お遷座をされたり、お仏壇のお洗濯をされたりしたときの法要で、「お仏間は、家の中のお寺です。」とお話しています。”お仏壇”という造り上げられた信仰のすがたも好きですが、”お仏間というお寺”という風情が、なんとなく気に入っています。

M家(お遷座前の神戸のアパートも今の京都のアパートも)におまいりすると、お寺もお仏間もお仏壇も同じだということを実感します。

M師がマニアックであることを除けば、普通にほとけさまといっしょの日暮しということ。

仏は常にいませども
現ならぬぞあはれなる
人の音せぬ暁に
ほのかに夢に見え給ふ   梁塵秘抄


”見えないんだけど、なんとかかたちにして・・・”という娑婆夢裏の趣、いいですね。


◆昨年のM家の神戸の報恩講のこと、気負ってUPしぞこなっています。
 いずれ、そのうち・・・。




                    
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by e.wash-r | 2017-05-03 23:41 | おまいりにて | Comments(0)
三木先生の講義を聞き、伝灯奉告法要に参拝
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京都東急ホテルで、O師追悼法要をつとめ、三木照国先生の渾身の法話をお聴聞。

正直なところ、三木先生の最後の講義かも知れないと思って、京都へ向かいました。

療養中の先生は、車椅子でしたが、相変わらずの迫力。法話中、声をつまらせO師のことを語る熱いお姿を拝見し、変わらぬおみのりへの情熱を浴びた気がしました。

「本典」の講義も「現代教学」の講義も、まだまだ続けられるという意気込みに、敬服。


会食のあと、門前を少し散策して、三木先生の勉強会である「四法会」として伝灯奉告法要に団体参拝。せっかくのご縁だったので、出勤すればよかったなあと、少し後悔。

5/31までに、出勤しようと決めました。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-25 23:25 | お聴聞 | Comments(0)
ありがとうございました 2
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ご葬儀を終え、お礼参りに来てくださったM家ご家族と、Mさんの懐かしい話をいっぱいしました。

その後、Mさんの息子さんと孫さんと3人で、葬儀をつとめてくださった6ヶ寺にお礼参り。

息子さんは「祖父の葬儀のとき、親父についてお礼参りにまわったから。」と、長男さんを誘われました。ボクも息子さんも”Mさんなら、きっとこうしていたにちがいない”というおもいでした。3人で2時間かかって6ヶ寺をまわりました。

Mさんお手回しの、いい時間でした。


Mさんの写真をさがして、15年分ほどのデジタル写真を見直しました。

お寺の仏事行事のときには、必ずいらっしゃったMさんの姿が、次から次へと。

万感の思いで、写真をたどり気付いたこと。

息子さんや孫さんやお寺の新発意といっしょの写真が多いということ。
お客様と同席されている写真が多いということ。

常に、広げること、次世代につなげることを考えていてくださったのだと思います。


90年、戦後70年、ボクが生まれて55年、お寺とともに過ごしてくださったMさん。

ボクは、どっぷりその中にいました。Mさんは、S先生・M先生・S師・M師・・・と同じく、常に綱渡り、怪しい分岐点をいくつも通って今に至るボクの、いつも傍らにいてくださいました。

今が正しいかどうかはわかりませんが、ボクは、最高の道程だったと思っています。


Mさんの娑婆の意志は、ボクもボクの周りのお寺の方々も十分に受けとめています。

ありがとうございました。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-22 23:48 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(4)
津送
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T禅寺閑栖(かんせい)さまの津送(しんそう)の儀。厳粛なおつとめでした。

閑栖は、いわゆる隠居のこと。
津送は、津(みなと)より送るの意で、僧侶の葬儀をそう呼ぶのだそうです。

真宗のことばで言うと、前住さまの葬儀。

送る先は、新たな布教の場所ということだそうです。真宗では往生浄土ということ。


真っ白な喪服のご住職。遠目の想像ですが、たぶん麻だと思います。

以前参列した葬儀に、真っ白な喪服(着物)を着た女性がいらっしゃいました。喪というと黒のイメージですが、白というのもあるわけです。

当派の僧侶の喪服はグレー。(色の表現が難しいので、グレーなグレーを使用)

白、黒、グレー、いろいろあるんですね。



当寺の周りはほとんど臨済宗の檀家さんなので、代々、T禅寺さまとは宗派を超えたお付き合いがありました。この度、ご逝去された閑栖さまは、妙心寺派の総長をつとめておられた方ですが、村では、ボクたちとも気さくにお付き合いしてくださいました。

ありがとうございました。

宗派の組織のウエイトが重くなった分、宗派を超えたおおらかなおつきあいは、公式の儀式の中で居場所が少なくなってきているように思います。

何もかも、少しづつ、変わっていくんですね。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-19 23:19 | おまいりにて | Comments(0)
専宗寺永代経法要 二日目
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専宗寺永代経法要二日目のお取り次ぎ。いい雰囲気のなかで、他力の讃嘆させていただきました。

おまいりの方々は、お慈悲をよろこばれるばかりか、本質とは違う姑息で拙い話術の部分にも、とても明るく反応してくださるという聞き上手。調子に乗ってしまいそうな自分に、丁寧に丁寧にと言い聞かせてつとめたつもりですが、コントロールできるわけはなく、ちょっと馴れ馴れしくお話してしまったところがあったと反省しています。

専宗寺さまには、前ご住職がはじめられた「一味会」というお聴聞の会(お座・講)があり、それを若い現ご住職が、大切に引き継いでいらっしゃいます。ボクが想像する伝統的な真宗の講の雰囲気・香りがするお座でした。

二日目、おまいりの方が減ったことに、本来、責任を感じなければならないのでしょうが、あまり布教に出たことがないボクとしては、二日続けてお聴聞される方々のすがたに、むしろ感激するというか、励まされるという感じでした。

常套句ですが、まさに”ようこそのおまいりです”なのです。応えて、とにかくお取り次ぎするのみ。おまいりに来て欲しい思いは、住職として、自坊で、何らかの事由でおまいりにみえない方々に向けていきたいと思います。


時間に余裕があったので、法要後、新築中の庫裏を見学。充分な広さと使い方をイメージしたご住職のお話に嫉妬とも羨望ともいえる思い。どんなお祝いが喜んでもらえるだろうか、などと、ボクなりの9月の完成の楽しみをつくりました。

境内の銀杏が、きれいな緑色の葉を開きはじめていました。接ぎ木なので、同じ木のはずの当寺の銀杏と比べると、かなり勢い良く芽吹いていました。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-16 00:04 | おまいりにて | Comments(0)