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「よみがえれ長良川」 -郷愁、希望、そして絶望-
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画像は「いじらがわのさかな」 より




岐阜大学の向井貴彦先生編著『岐阜県の魚類』出版にともなうシンポジウム『よみがえれ長良川』へ。

向井先生より、文献調査、標本整理、現河川調査を経て、岐阜県に生息する魚110種を確定するまでの真摯な科学の実証の過程のお話し。淡々と話されましたが、迫力がありました。

・岐阜県内の河川で、実質的に絶滅したと思われるのは、日本海側の水系のサケのみであること。
・オオサンショウウオの分布、イワトコナマズの分布、カマツカA・Bの分布についての仮説。
・外来種が岐阜の河川に住み着く経緯、傾向・
・ヨシノボリとアジメドジョウというありふれた魚への”愛着”。

等々、ボクには興味津々の楽しいエピソード。

ただ、魚の話になると、どうしても避けて通れないのが、川のこと。政治・行政との埋めがたい自然観の違いというか、立場の違いを、今回も思い知ることに。

40年前から続く長良川河口堰建設をめぐる問題も、結局はパワーゲームでしかなく、ボクは、ある意味、そこから逃げ出したわけですが、今日もまた、最後は逃げ出したい気分でした。

こと川に関しては、社会についての絶望のようなものがあり、ボクはボクのやり方で、ボクの”好き”を行うしかない、という消極的な思いがあり、しかしながら、結局はそれしかない、と再認識した次第。

楽しいのだけれど、辛いシンポジウムでした。



受付をしていたT女史、O女史は、30年前の同志。
身体ひとつ、魚目線で長良川を河口まで下り、共著『長良川の一日』で「ミズガキ」を世に知らしめたニイムラさん。
『サツキマスのいた川』『山に肉をとりに行く』の今は猟師の田口さん。
「ウシモツゴ」の繁殖等、市民レベルの環境保全の実践者Mさん。
百名山を山スキー・テレマークで滑る仙人、自然学校主催のTさん。
たぶん今も飲んだくれている、大学で共同研究をしたEくん。


まるで期せずして集まった同窓会。30年ぶりに会う人もあり・・・。

誰かが、「ここは妖怪の集りか。ところで、みんな今は何して食ってる?」と。


美しい川、美しい人たちへの郷愁。
絶滅危惧を告げられながらも、子孫を残し続ける生き物とそれを育む川への微かな希望。
そして、絶望。

そんなあれやこれやが錯綜した2時間半。熱い質疑応答はまだ続いていましたが、おまいりの時間になったので、ボクは途中退場。


伊自良川の水の引き具合を見ながら帰宅。

今日、寺ではツクツクボウシが鳴きはじめました。





                    
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by e.wash-r | 2017-08-19 23:36 | ふるさと | Comments(0)
如衆水入海賊一味
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というわけで、午前0時、鹿や狐見ながら、Eと山の中走ってます。

世が明けたら海に入って、すぐ帰る予定。

寝不足で、気持ち悪っとか言って、潜ってそうな予感。

久しぶりに、いつもの一句。

海坊主
陸(おか)にあがれば
クソ坊主


遊びます。

by e.wash-r | 2017-08-15 23:41 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
愚の骨頂 ーカテゴリ「愚考」作成ー
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思索、思惟が必要だと思う。妄想、独断ではあるが。

そう思って、随分時が過ぎ、やっと「愚考」というカテゴリを作った。

以下、本文


AI(人工知能)、ディープラーニング(深層学習)、ビッグデータ(大容量のデジタルデータ)というようなこと。気になります。

どこまでゆくのか、どれほど人間の能力の限界をサポートできるのか、あるいは、人間の手に負えるものなのか、という懐疑のなかで、進化している分野です。

専門的なことはわかりませんが、ほとけさまのおみのりに会ったものとして、ひとつ言えることがあります。

人のデータは煩悩、学習も煩悩、知能も煩悩、ということ。

アホが集まって、アホな分析・学習をしても、アホの論理しか生まれないということ。

アホを否定しているわけではないです。ボクたちの世界は、こういうものだろうな、ということ。

では、そのアホ、このアホはどうしたらいいの?ということになるのですが、及ばずながら精一杯やっている、ということでいいのではないかと。

決して真理にたどり着くわけでなく、アホとアホの間の一応の共通理解を深めていこう、というようなことに収束するのではないかと。

今、ボクがFBでつながっている方々のアイコンをまとめて画像をにしました。ボクという煩悩のフィルター、分別に適った方々の集合体と言っていいと思います。

失礼ながら、あやしいですよね。この集合体のデータを解析・学習してできるAI(人工知能)があるとしても、それはそれで、やっぱりあやしいですよね。


あやしくても、おぼつかなく、ぼちぼちいくしかないわけで。

正しいと思ったら、たぶんそれはおごりです。
おごりもいいですけどね。


気負ったわりには実にあたりまえの愚考でした。








.
by e.wash-r | 2017-08-11 20:40 | 愚考 | Comments(0)
高校の同窓会へ
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スクールカラーはオレンジ。サッカー部のユニフォーム、野球部のストッキング等、みなオレンジでした。オランダじゃないけど、美術科を「オレンジ軍団」と呼んでたなあ。
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総会の後、音楽科の生徒さんの生演奏がありました。
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恩師I先生とお世話方のHさん。
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記念写真。みんな貫禄ありました。


何を話しても、ただただ楽しかった同窓会。

今がいちばん楽しくて充実していると思っていますが、もし、順番をつけるならその次に楽しかった時代。懐かしく思い出すことばかり。


ボクが座った席は、偶然ですが、美術科・音楽家の子たちが主流のテーブル。在学中から、たぶん、美術科・音楽科ともっとも懇意にしていた普通科生徒だったボクとしては、ほんとうに心地よい時間でした。


閉会後、みんな名残惜しそうにFBやLINEのアカウント交換。ボクは、その輪には入らず、こっそり帰ってきました。今の彼女・彼らも素敵だけど、40年前の彼女・彼らが大好きだから、それだけで十分なんでしょうね。

全国から集まった同窓生。すぐにまた、厳しい世界へ帰っていくのだと思います。

どう考えても、ボクがいちばん気ままに生きているような気がしました。帰りを待つ側は、それくらいでいいですよね。




10:00受付・総会~17:0033回生同窓会閉会
岐阜グランドホテル
代表幹事・33回生





by e.wash-r | 2017-07-30 18:33 | ふるさと | Comments(4)
おひるごはん   
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昔の梅干しは、塩まみれでした。

下げてきたお仏飯に生ぬるい番茶をかけて、梅干しのお茶漬け。それを流し込んで、小学校のプールへ。夏休みの思い出です。



私ごとです。


昼ごはんを食べ終わった後、坊守が言いました。

「お父さんは、どんなごはんでも、『おいしかったよ。』って言ってくれるね。」

忙しくて手抜きのごはんだったのに、ということらしいです。


ボクとしては、そんなこと言ったかなあ、という感じ。

坊守によれば、いつも「ごちそうさま。おいしかったよ。」と言うとのこと。

知りませんでした。ボクって、いい人やん、と思います。


夜ごはん。

食べ終わったら、「おいしかったよ。」と言わんとあかんのやよなあ、と思いながら食べました。

すごく意識してしまって、「ごちそうさま。おいしかったです。」というへんな丁寧語になってしまいました。

しかも、まだおかずが残っていたので、それを食べて、また、ロボットのように「おいしかったです。」と言いました。


人はどうかわかりませんが、ボクの場合、意識すると普通ではなくなるみたいです。

意識して普通にするということの難しさ、というか、迷宮ですね。





                    
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by e.wash-r | 2017-07-27 23:16 | そらごと、たはごと | Comments(0)
帰雲山荘へ ー忘れないうちに-
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16日深夜、帰雲山荘へ。

峠を5つほど越え、御母衣のダム湖畔に着いたのは夜の10時過ぎ。そこからは荒れた林道。轍の合間の草や道の両側から多いかぶさる樹木に、S4の前後のセンサーは鳴りっぱなしでした。

帰雲山荘は、1981年(昭和56年)から約10年かけて仲間と作った丸太小屋です。

帰雲山荘の窓は、廃校になった某小学校の窓。真っ暗な雨の森のなかに、その窓の灯が見えたとき、随分ご無沙汰していたご無礼とともに、一気に懐かしい作業のことを思い出しました。

コールマンのガソリンランタンのみの薄暗い山荘。

何人か眠ってしまいましたが、同志の支離滅裂な宴は延々と続きました。

さんざん楽しい時を過ごし、午前2時、ボクは帰ることに。そのときS氏が「Mちゃん(ボクのこと)、すっかり地域の人になったね。」と。そのことばを聞いて、ボクは、繰り返しになったっとしても、どうしても、M先生のことが話したくなりました。


M先生は、帰雲山荘建設中に知り合った診療所の先生で、当時、ひとりでK村に丸太小屋をつくっていらっしゃいました。

希望して無医村の診療所に来られ、地域医療に尽力されていたのがM先生です。なぜ京都の大学を離れ、町の総合病院を辞められたのかは聞いたことがありません。

数年後、そのM先生が、網走の診療所に行かれることになりました。お別れを言いに行くと、M先生は、当時教員をしていたボクに、思いを少し語ってくださいました。

「教育も同じだと思うのですが、理想をめざすのです。でも、現実はなかなか思い通りにならないものです。そのなかにあって、ただ理想を求めるのではなく、あなたのそばにいる人をたいせつにしてください。私も身近な人から看ていきます。」

当時、どういうことばで語られたかまでは憶えていませんが、要約すると上記のようなことだったと思います。

”あなたのそばにいる人をたいせつにしてください”ということば。寺に帰ってきて、不自由さに逃げ出すことばかり考えていたころ、やがてここしか場所はないかとあきらめたころ、いつも、なんとなく気にしていたことばです。

ある時期から、自分のなかで繰り返すようになりました。とうてい、M先生の思いを受け止めているとは、思えませんが。


そんな話をすると、S氏が、「あのあと、Kさんがバイクで網走の診療所訪ねたら、M先生、『思っていたよりずっと町だった。』と言ってたって。今は、佐渡で離島医療に携わってみえるらしい。」と。

全国走り回っているN氏が「トキの調査があるんだ。こんど、みんなで佐渡へ行こう。」という提案。盛り上がったところで、ボクは今度こそほんとうに帰路に。

いい休暇でした。思い入れがあることだったので、長文になりました。忘れないためにも。

ちょっとカッコよく書き過ぎかもしれません。
”そばにいる人をたいせつにする”って、難しいことですよね。




                    
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by e.wash-r | 2017-07-17 23:01 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
紹鴎白天目 『青山双渓作陶展』へ
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夕刻、駆け足で柳ケ瀬へ。

岐阜高島屋美術画廊の『青山双渓(双男)作陶展』を見てきました。

青山氏と親交のあるT氏から、おおよそ下記のようなご案内をいただいたからです。

「・・・
白天目は、本願寺顕如から信長におくられた『紹鴎白天目』 が有名です。
青山さんの住む小名田の地で焼かれたものと思われています。
現存するものは3つくらいしかないはずです。
その白天目を再現すべく努力しているのが青山さんです。
正蓮寺さんの歴史にもつながるような気がします。
・・・。」

無知というのは恥ずかしいことで、本願寺が寺宝としている「一文字茶碗」が、石山戦争の和睦のしるしに信長から贈られたもの、と伝わっていることは何とか知っていましたが、その前に、顕如宗主から信長公へ、「紹鴎白天目」と言われる逸品が贈られていたことは知りませんでした。(残念ながら、「紹鴎白天目」は本能寺の変で消失しているそうです。)

美濃で白天目が焼かれ、その地でその再現に努めておられる方ががあり、その方の作陶に遇うご案内を、正蓮寺創建因縁の方からいただくというご縁。

素晴らしかったです。有り難く拝見し、そして、少しですが勉強させていただきました。感謝です。


せっかく柳ヶ瀬に来たので、「坊主バー縁」を覗きにいきました。夕方の6時前では、まだ開店前でしたが、店先の準備はもう整っていました。写真だけ撮って失礼しました。



昼でも夜でも、どうぞ柳ケ瀬へ。

青山双渓作陶展

白天目

坊主Bar 縁
by e.wash-r | 2017-07-02 21:12 | 溺レル | Comments(0)
新婚さん、いらっしゃい!
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午後4時、”ちらし寿司をたくさん作ったから”と、新婚のご夫妻がが訪ねていらっしゃいました。

母が、はりきって銀杏の木の下でおもてなし。

3時に遅い昼食を食べ終わったばかりのボクも呼ばれて、ピクニックの様相。


郷里新潟の深い雪の話をする新郎さん。
”夏の黄昏時はいいね”と言う新婦さん。


穏やかな時間でしたが、ただ、ボクとしては、間もなく傘寿を迎えられる新婚さんに、どう対応していいのか、正直なところ、戸惑いがなかったわけではありません。


「一樹の蔭とはよく云ったものだ。」 夏目漱石『吾輩は猫である』


ひとりでも、ふたりでも、どうぞ木陰にいらっしゃい!




                    
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by e.wash-r | 2017-06-03 23:27 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(0)
「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
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高校有志の同窓会。

先生と卒業以来のHをはじめ、男だけ。往時と今が交錯して心地よい時が流れる。

1次会の終わりに、今回の会を呼びかけたKが神妙な顔で締めた。

「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
「ほんとうに好きなことをしてください。」

鉄人と呼ばれたKのその意外なことばに、一同一瞬の沈黙。

誰も知らなかったと思うが、困難な状況のなかで、Kは同僚と友人を亡くしている。状況を変えることは難しいが、以降、彼は、常に苦悩する人の傍らに立つ姿勢を貫いている。

彼が、同窓会を呼びかけたことも、たぶん、そのことに無関係ではない。

唐突な彼のことばに、戸惑いながらも、みな、間違いなく何かを感じた。生きたことばとはそういうものだと思う。

ボクは、「ほんとうに好きなことをしてください。」の「ほんとうに」は「好きなこと」にかかるのか、「してください。」にかかるのかを、国語のテストの解答を求めるように、聞き自問した。たぶん、どちらでもKの気持ちには叶うと思った。


みんなと別れたあと、最後は畏友Eと深夜の喫茶店へ。あるプロジェクトについて、延々と真摯な話をした。

カジカガエルが鳴きだした。
捕まえたい。
投網が有効ではないか。
漁業権を返したけれど、カジカガエルなら問題ないはず・・・



つくづく、出遇ってしまったんだなあと思う。








by e.wash-r | 2017-05-27 23:26 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
窯の町・土岐へ
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T氏より戦国時代の窯焼きについて聞く
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エンゴロの窯でピザを焼くK氏
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舞茸とズッキーニとベーコンのピザ
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最後の重油の窯の煙突
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いただいたT氏手書きの器 鮎と牡丹


空いた午後の時間、思い立って、ご縁のTさん、Kさんを訪ね土岐へ。

急な訪問にもかかわらず、ピザ窯を温めて歓迎してくださいました。感激。

東濃特有の丘陵地。遠くからイカルの鳴き声が聞こえ、ヤマガラがやってくる工房。焼きたてのピザをごちそうになり、窯の話・魚の話・陶祖(歴史)の話を聞き、のんびりさせてもらいました。

仕事の邪魔はしても、遊びの邪魔はしないということで、また、遊びに行こうと思います。




                    
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by e.wash-r | 2017-05-17 01:48 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)