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昭和23年
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X家おじょうはん。

Xさんが、「こんなものが出てきたんです・・・」と言って、古い写真を見せてくださいました。

昭和23年の写真だそうです。新しいお仏壇を買ったとき、入仏法要のときのものではないか、とのこと。

ふたつの驚きがありました。


ひとつは、計算すると、当時56歳のボクの祖父が真ん中に写っていること。

今のボクと同い年。晩年(70歳前後)の祖父しか知らないので、新鮮でした。今更ながら、今のボクと同じ年の頃、祖父は、戦中戦後の正蓮寺を住持したのだと。


もうひとつは、昭和23年、終戦後3年のそのとき、K家はお仏壇を新調されたということ。

疲弊した戦後、おそらく、新しい日暮しのなかで、ほぼ最初にお迎えされたのがお仏壇だったのだと思います。想像であっても、『何よりも先ず・・・』というK家の方々の思いを感じないわけにいられません。


何か語りかけてくるものがある写真でした。




                    
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by e.wash-r | 2017-06-17 23:59 | Photo only | Comments(0)
美濃四十八座 教徳寺真宗講座 村上元師
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村上先生のゆったりとしたお話し
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昼座 開け放した本堂は満堂
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同じく開け放した本堂 夏の暑い夜のお座


6月15日、教徳寺真宗講座夜座のお聴聞。

お話しは、村上元先生。前回(たぶん5年くらい前)は、ラップの入ったお取り次ぎでしたが、今回は、夜座ということもあり、しっとり聞かせていただきました。

(夜座しかお聴聞できなかったので、ひょっとしたら、昼座はラップもあったのかも。)

教徳寺真宗講座の夜の特徴は、こどもの声がすること。縁や境内で、始終こどもが走り回っています。夏の開放的な雰囲気もあって、大昔の夏休みやお盆のような懐かしさ。

こどもにちょっかい出しながら、聞かせていただきました。

おまいりの方々は、前日もあった方々。”この時期、3日連続はキツイ”と言いながらの、お楽しみのようです。

あたたかい夜座特有の雰囲気。少々疲れていることもあり、ボーッと聞かせていただきました。




                    
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by e.wash-r | 2017-06-15 23:53 | お聴聞 | Comments(0)
プール掃除とプール開きと梅雨入り
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あちこちで、プール掃除とプール開きの話を聞きます。そんな中、梅雨入り。

今は小寒い雨ですが、夏です。


夏が来るたびに、Tumblrのなかを流れる誰かの日記。


プールの授業が終わったあとの国語の授業のときに開けてる窓から入ってくる風がいちばん好きな種類の風なんだけど、その風にはもう一生会えないのかとおもうととても悲しいです。みんなからほんのり塩素の匂いがして、何人かは疲れて爆睡していて、たまに風が窓際の何人かのノートをバラバラめくってきて、朗読の声がスッと響いていたあの時間は世界でいちばん穏やか場所だったとおもう。



同感。



                    
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by e.wash-r | 2017-06-07 23:29 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
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高校有志の同窓会。

先生と卒業以来のHをはじめ、男だけ。往時と今が交錯して心地よい時が流れる。

1次会の終わりに、今回の会を呼びかけたKが神妙な顔で締めた。

「みなさん、悔いのない人生を送ってください。」
「ほんとうに好きなことをしてください。」

鉄人と呼ばれたKのその意外なことばに、一同一瞬の沈黙。

誰も知らなかったと思うが、困難な状況のなかで、Kは同僚と友人を亡くしている。状況を変えることは難しいが、以降、彼は、常に苦悩する人の傍らに立つ姿勢を貫いている。

彼が、同窓会を呼びかけたことも、たぶん、そのことに無関係ではない。

唐突な彼のことばに、戸惑いながらも、みな、間違いなく何かを感じた。生きたことばとはそういうものだと思う。

ボクは、「ほんとうに好きなことをしてください。」の「ほんとうに」は「好きなこと」にかかるのか、「してください。」にかかるのかを、国語のテストの解答を求めるように、聞き自問した。たぶん、どちらでもKの気持ちには叶うと思った。


みんなと別れたあと、最後は畏友Eと深夜の喫茶店へ。あるプロジェクトについて、延々と真摯な話をした。

カジカガエルが鳴きだした。
捕まえたい。
投網が有効ではないか。
漁業権を返したけれど、カジカガエルなら問題ないはず・・・



つくづく、出遇ってしまったんだなあと思う。








by e.wash-r | 2017-05-27 23:26 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
美濃四十八座 正尊寺真宗講座 三宮享信師
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滋賀より三宮享信先生
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満堂  縁まで
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正信偈調声は若院さん
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仏事作法のプレゼンはご院さん
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家路

正尊寺真宗講座の昼座のお聴聞。三宮享信先生のお話を聞きました。

淡々とした何気ない日常のお話から、気がつけば、他力のお話へ。私たちの不実とほとけさまの真実の因縁生起を、静かに聞かせていただきました。


ご法話の前の正信偈の調声は若院さん、「仏事作法」のプレゼンはご院さんがそれぞれ勤められました。羨ましい限り。

おみのりが伝わるということは、ほとけさまのお慈悲が私にとどいているということにほかならないのですが、娑婆の暮らしのカタチとしては、受け継がれるということでもあります。今まで、家で、地域で、お寺で、それぞれに、そのまま引き受けてきたことなんだと、実感。若院さんとご院さんでつとめられる法座に座り、つくづく思いました。




三宮享信先生は、伝道院の先生です。現在、当寺若院がお世話になっております。

三宮先生のお父様の三宮義信先生は、25年ほど前、中央仏教学院の院長先生でした。ボクは、そのとき院生で、たいへんお世話になりました。


思い出を少し。

中央仏教学院の卒業式の前日のことです。

すべての授業が終わって学院を出るとき、三宮院長先生が声をかけてくださいました。友人のMくんとふたり、穏やかな先生のお話を聞きました。

そのとき、Mくんが唐突に言いました。

「阿弥陀さまって、ほんとうにいらっしゃるんでしょうか?」

1年間の学院生活を終わってのひと言。ボクは、「!?!?・・・」という感じで絶句。

院長先生は、”学院で遇えなかったのであれば、これからの暮らしのなかで遇えるといいですね。あなたのことですから。”というようなことを、柔らかいけれど凛とした口調でおっしゃいました。非常に印象深い出来事でした。


ご講師の三宮享信先生から、三宮儀信先生が、中央仏教学院のおつとめを生きがいにしておられ、生徒を送り出すことを、心からよろこんでいらっしゃった、というお話を聞き、当時のことを、懐かしく思い出しました。

ところで、しばらく会っていませんが、宗門の重責を担っているMくん、今はどんな風に思っているのかなあ・・・。






                    
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by e.wash-r | 2017-05-12 23:00 | お聴聞 | Comments(0)
少女A
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祥月のおまいりで聞いた庭のセッコクの話。


木曽谷がふるさとのAさん。

Aさんが少女だったころ、伊勢神宮の式年遷宮の用材を村から切り出したそうです。

花の好きなおじいさんに育てられたAさんは、切り出した檜の大木に着床したセッコクを見つけます。

物欲しそうにセッコクを見るAさんに、村の人は、大木から株を採ってくださったそうです。

以来、木曽谷を離れ、岐阜に来て、就職して、結婚して、今の家に住むようになるまで、ずっとその思い出とともにセッコクを育ててきたAさん。

三株に増えたセッコクは、Aさんの庭で、今、白いつぼみをつけています。


Aさんがセッコクを見つけた檜の大木は、昭和48年(1973)の式年遷宮の用材になったのだと思います。用材の切り出しは、遷宮のおよそ10年前に行われるので、昭和38年ごろ、Aさんが少女だったころから、50数年が経ったことになります。

Aさんは、「セッコクは、わたしとほぼ同い歳、こどものころから、ずっといっしょだった。」とおっしゃいます。

時の流れが速く、促成、時短が美徳とされる風潮。そんななかにも、AさんとAさんのセッコクが辿った時の流れは厳然とあるわけです。

ささやかな日常がつづいているということに、混沌の対義語としての平和を見たような気がします。




                    
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by e.wash-r | 2017-05-11 23:16 | ふるさと | Comments(0)
二人三脚とは
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先輩から夕食のお誘い。

夜のおまいりがあり、お断り。

先輩からモツ鍋の写真が届く。

“うまそー、また是非”と返信して、おまいり。

帰宅して、家で夕食。

先日採ったきくらげ。
いただいた筍、蕗の薹等々。

ボーッとテレビを見ながら、春をいただく。


さて、見ていたテレビからクイズ。

『「二人三脚」とは、バラバラなことをすること、の意。○か✖️か?』

ボク、「○!」
坊守、「バカじゃないの?」

昔、結婚式のスピーチで、「どう考えても、二人三脚より、ひとりで走った方が面倒くさくないし、速い。」と言い、顰蹙を買った。

このクイズで、気づいた。そして確信した。

二人三脚は、ふたりが同じ動作をしたら、転ぶ。二人の動作は、ある意味、秩序あるバラバラだ。

二人三脚とは、あえてあらたに面倒くさい秩序をつくり、少々不便で遅くなってもいい、と納得する行為である。

この深遠な哲学を、あの結婚式でボクをたしなめた方々に、今更ながらわかって欲しいと思う。

我慢、もしくは忍耐。そして、そこに美を見る才能。

そういうことだ。

他意はないです。転ぶもよし。













by e.wash-r | 2017-05-01 23:47 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
ありがとうございました 2
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ご葬儀を終え、お礼参りに来てくださったM家ご家族と、Mさんの懐かしい話をいっぱいしました。

その後、Mさんの息子さんと孫さんと3人で、葬儀をつとめてくださった6ヶ寺にお礼参り。

息子さんは「祖父の葬儀のとき、親父についてお礼参りにまわったから。」と、長男さんを誘われました。ボクも息子さんも”Mさんなら、きっとこうしていたにちがいない”というおもいでした。3人で2時間かかって6ヶ寺をまわりました。

Mさんお手回しの、いい時間でした。


Mさんの写真をさがして、15年分ほどのデジタル写真を見直しました。

お寺の仏事行事のときには、必ずいらっしゃったMさんの姿が、次から次へと。

万感の思いで、写真をたどり気付いたこと。

息子さんや孫さんやお寺の新発意といっしょの写真が多いということ。
お客様と同席されている写真が多いということ。

常に、広げること、次世代につなげることを考えていてくださったのだと思います。


90年、戦後70年、ボクが生まれて55年、お寺とともに過ごしてくださったMさん。

ボクは、どっぷりその中にいました。Mさんは、S先生・M先生・S師・M師・・・と同じく、常に綱渡り、怪しい分岐点をいくつも通って今に至るボクの、いつも傍らにいてくださいました。

今が正しいかどうかはわかりませんが、ボクは、最高の道程だったと思っています。


Mさんの娑婆の意志は、ボクもボクの周りのお寺の方々も十分に受けとめています。

ありがとうございました。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-22 23:48 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(4)
ありがとうございました
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前責任役員・総代のMさんがご往生されました。

臨終の病床で、孫さんに「正蓮寺を書くので、スケッチブックを買ってきてほしい。」と頼まれたそうです。

ご自宅を出棺されたあと、式場に向かう前、お寺におまいりしてくださいました。

通夜・葬儀には、奥さま、息子さん夫婦、孫さん方皆さんが式章をかけておまいりでした。


いつもお寺のことを考えていてくださる方でした。

聞きたいことが、まだまだありましたが、すべてお伝えくださったと受け止めたいとおもいます。

ありがとうございました。




                    
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by e.wash-r | 2017-04-21 23:21 | ようこそ正蓮寺へ | Comments(2)
タンポポ
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するもんじゃない忙し自慢ですが・・・。

土日、法務、会議、おつきあい等が見事に重なって、300km弱走り回りました。とにかく時間に追われて、余裕がありませんでした。春の景色より、時計とにらめっこした二日間。



今日、何となく、立ち止まって春を見ることができました。普段きれいに草刈りがしてある公園や堤防は、この時節、一面のタンポポです。

午後、雨が降り出す前の近くの公園。遊ぶに遊べない雰囲気です。

一面のタンポポが種を飛ばすと、こんどは、滑り台の向こうの桜の木がサクランボの実をつけます。

今は、タンポポにちょっと遠慮してるこどもたちですが、サクランボが実ったときは、みんな遠慮なく桜の木に登りはじめます。

毎年繰り返される春から夏への儀式みたいなもの。


おまいりの行き来に、もう20年以上眺めているかなあ。





                    
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by e.wash-r | 2017-04-17 22:00 | ふるさと | Comments(0)