「クリスマス・イブ」と「縁(えにし)の糸」




極めて個人的な見解であり、独善的な感性・嗜好の問題でもあることを前提にひとこと。


音楽の印象からは想像できませんが、山下達郎と竹内まりあって夫婦なんですよね。

ボクは、音楽に全く不案内ですし、他家のことをとやかく言うのも失礼なことですが・・・。


「クリスマス・イブ」(山下達郎)と「縁の糸」(竹内まりあ)。
いっしょに歌ったら、神さま仏さまのオンパレードです。

宗教性とマーケッティングという観点で、ふたりの整合性はバッチリということかな。

ニッポンの縮図のようです。

単純な批判のつもりではないんです。
だって、ボクもJRのCM、"好き"なんだもん。
「縁(えにし)の糸」の方は、詞・曲ともに生理的に苦手ですが・・・。

娑婆は、おもしろいなあ・・・。

まだまだ、開拓の余地がいっぱいあるということなんですよね。



・・・と、今年もクリスマスコンプレックス。





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by e.wash-r | 2008-12-24 00:57 | そらごと、たはごと | Comments(2)
Commented by GIZING at 2008-12-24 09:16 x
このご夫婦、以前から気になっておりました。

夫の方のクリスマスものは、欲情(あえて恋愛とは書きたくない)の
美化と煽動 → 商品購買への動機付け、という強固な図式を見事に
構築。

妻の方は、経年変化にかかわらず、女性を消費活動の主役たらし
める舞台背景づくりの名人。

ご説の通り、マーケットの世界の立役者。

ただ、個人的には、ご両人の作品からは、ただ小奇麗なだけで、
空疎だなあ、という印象しか受けません。

まあ、職人さんですね。

たしかに昨今のこの国の縮図ですわ。
Commented by e.wash-r at 2008-12-25 00:42
ボクとしては、このご夫婦が"売れる"という現実にとっても興味があります。
職人としての手腕やそのシステム、また、魅了される方々の理由とか。

節操がないと批判するより、当方もなりふり構わず、勉学布教を怠らないことが必要なのではないかと、少し思うわけです。ただ、言うだけでやりきれないところが弱さなんだと実感もしています。

そういう意味で、彼らは強いと思います。職人技以外の、勝ち組たる所以だと思うのですが。


GIZINGさま



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