肉体的にちょっと無茶をしていて、精神的なこともいろいろ続いていて、疲れがピークに。
見逃した映画『ぐるりのこと。』がDVDになったので、早速借りてきて観ました。また夜更かししてしまいました。
いい映画でした。
阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、酒鬼薔薇事件等を時代背景に、法廷画家とその妻の10年が淡々と描かれます。
ぐるりのことに縁なきものなどないのですが、ゆっくり遠くから俯瞰するように観る映画もいいものです。
さて、「"癒し"と"救い"は違うもの」です。「似て非なるもの」です。
"癒し"が宗教的な"救い"のように語られ、そこに留まることへの危惧。そのことを、青木新門氏は『真実は(中略)、似て非なるものによって消されていく・・・』と述べておられます。
このことに思いを同じくするボクは、違いを認めるということをしないで、どこか全面的に"癒し"を拒んできたような気がします。今さらながらですが、その姿勢は間違いだと思います。
『ぐるりのこと。』を観て、「"癒し"は"癒し"でいいじゃん。」と思った次第。
・・・あくまで"救い"ではないですが。
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