田部井淳子さんとNHK内多アナウンサーが、立山から奥穂高岳ジャンダルムをめざして縦走するという番組を2/3くらい見ました。
夏の北アルプスは、無条件に楽しそうです。
番組の途中、女性ではじめてエベレストに登頂した田部井さんのエピソードが流れました。登山仲間の転落死、こどもさんの非行、等々。田部井さんも決して順風満帆な人生を送ってきたわけではないと。
こどもさんの非行は、いっしょに北アルプスに登ったことが解決の糸口となったというようなお話しでした。
そのナレーションを聞いて、坊守と顔を見合わせました。
『我が家のように、みんなで北アルプスに登った後でこどもが非行に走った場合は、どうすればいいんだろうねえ?』
葬儀があり、K村のお取り越しの日程が大幅に変更になりました。
夕方5時過ぎから5軒のお取り越し。どこの家も家族揃ってのおまいりでした。夜遅くまでのおまいりとなりましたが、ボクとしては、足の痛さを除けば元気いっぱい気持ちよく寺に帰ってきました。
K村の方々が皆おっしゃるのは、"ここはいい所や"ということと"みんないい人や"ということ。
実際はいろいろあるんでしょうが、みんながそう思いよろこぶなかで、(そして、みんなが大切にお取り越しをつとめるなかで)、なんとなくいい所、いい人になっていっているような気がしました。
いいところじゃなくても、いい人じゃなくても、ほとけさまを大切にするところ、ほとけさまに手を合わせる人ということでいいんでしょうけどね。
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