毎日お取り越し報恩講におまいりして、『五十六億和讃』を大きな声で称えています。
五十六億七千万
弥勒菩薩はとしをへん
まことの信心うるひとは
このたびさとりをひらくべし
五十六億七千万後に救済の仏と成る弥勒菩薩と同じ悟りが、阿弥陀仏の願いのなかで、今定まるというよろこびのを歌です。
仏に成ることが定まった聚(なかま)を、親鸞さまは、正定聚と言われました。
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妙念寺電話法話 366回 「定聚のかずにいる」
事情があって、A地区のX寺さんのご門徒さん三軒のお取り越しにおまいりしました。
ほとんど面識のない方々です。かなり緊張していましたが、お仏間に入り、見慣れたお仏壇を見たら、なぜかホッとしました。もう少し正確に言うと、「お仏壇を見たら」ではなく、「これからお取り越がはじまるというお仏間と当家の雰囲気」に、ホッとしました。
50年ほど前、九州の方と結婚されたTさん。そのTさんのお父さんは、九州のお嫁さんの実家に、はじめてご挨拶に行かれたときのことを、よく話していらっしゃったそうです。
「案内されお仏間に入ったとたんに、それまでの不安がなくなった。」
彼方此方、お取り越しがつとまっているんだろうなあと思うとなんとなくうれしいです。うれしいんですが、ただ、そうは言っても、やっぱりシ・ン・ド・イ・です。(イの後に・がつく程)
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