NHK連続テレビ小説『てっぱん』のご院さん(ごえんさん)
『ゲゲゲの女房』が終わってなんとなくさみしい気分でいましたが、『てっぱん』がはじまってなんとなく楽しんでいます。

ボクの場合、朝の放映時間も昼の放映時間も寺にいることが多いので、テレビをあまり見ない性分ですが連続テレビ小説は意外とよく見ています。

ちなみに、『ちりとてちん』は凝った作りで面白かったと思っています。



NHK連続テレビ小説『てっぱん』のご院さん(ごえんさん)_b0029488_1192623.jpg




さて、『てっぱん』に登場する尾見としのりさん演じるご院さんのこと。

"生臭坊主"の設定らしいです。"生臭坊主"ということに異議も異論もないのですが、ドラマに出てくる"いつもお寺にいるご院さん"にはチョット違和感があります。

一般的に、ご院さんってあんまりお寺にいないですよね。

「住職」の「住」は「住持」の「住」。「仏法を住持する」の意と聞いています。仏法を「住持し」ているかと言われると、はなはだおぼつかないですが、いつも寺に「住し」ていないことだけは確かです。

では、お寺にいないごえんさんは何をしているか?

 ①おまいりをしている
 ②お聴聞をしている
 ③仏教の勉強をしている
 ④遊んでいる
 ⑤いろんな研修を受けている(特に何か運動をしているというわけでもなく)

内容にも依りますが、研修は遠慮したいなあ。







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by e.wash-r | 2010-10-08 00:01 | そらごと、たはごと | Comments(2)
Commented by renge at 2010-10-08 08:50 x
『てっぱん』にお坊さんが出て来たのを見て、少し前は仏教が一種のブーム?でしたが最近はお坊さんがブームなんだなぁと感じました(出版物など)

私もお坊さんはいつもお寺さんに居るもの、だから住んでいるのが仕事の人って捉えていました。
テレビや映画に出てくるお坊さんはいつもお寺の中に居て、そこへ用のある人が訪ねて行く。

お葬式がお寺だけでなく葬儀場でも行なっているのは知ってますが、お坊さんが個人宅を回ってのおまいりがあることにびっくり。お寺を訪ねてもお留守のことが多いのにもびっくり。
なぜか描かれている姿は実際と大分違うのですね。
もしかしたら、願望が描かれているのかも?何かを抱えてお寺に参ったときには、そこにお坊さんが居て欲しいみたいな。


Commented by e.wash-r at 2010-10-09 00:58
お坊さんブームなんですか。


テレビの中のいろいろなシーン、たぶん現場の人が見たら「???」と思うようなシーンって意外と多いのかも知れませんね。
自分の関わる世界以外のことは、よくわからないですから。

近所の人でさえ、「ご院さん、毎日何やっとるの。お寺におるんやったら田んぼのしろかきしてもらいたいくらいやわぁ・・・。」などとおっしゃいますので。

必ずあみださまに遇えるのがお寺。
たまにはご院さんに会えるお寺になるようつとめていきたいとは思っています。



rengeさま


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