よくわからないことばかりですが、最近の各メディアからの情報をボクなりに整理してみたこと。
【1】
3月23日。東京都金町浄水場から乳児の「指標値」を超える放射性物質が検出された。
「指標値」というのは、食品や飲料水に含まれる放射性物質についての暫定規制値のこと。
現行(2011/3/23時点)のものは、福島第一原発の事故を受けて、厚生労働省が急遽3月17日に策定したものであるらしい。
策定の基準は、原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に関する指標」。
3月25日。内閣府の食品安全委員会は、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固めた。
厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し、とのこと。
【2】
3月21日。国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告。
『日本の現在の被爆線量限度を引き上げる検討を求める 』という内容。
示された値は、現行の限度を大幅に上回る(緩和する)もの。
『緊急事態と汚染が広がっている地域の将来を考えるうえでの一助にしてほしい』と。
"絶対安全"を謳っていた専門家と当局が、"事故が起きてしまった以上、現実に対応していくしかない"と言っているように聞こえます。
腹立たしいけど、ボクたちがつくってきた世界だから、そうするしかないと思います。
当たり前ですが、ボクたちに"絶対"はありません。
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