二年ぶりに雪の降らない除夜会。
11時半から、本堂で正信偈のおつとめをした後、入れ替わり立ち替わり、おおよそ140人の方々が、除夜の鐘・初鐘を撞いていかれました。
今年は、親鸞聖人の750回忌のご縁ということで、例年のぜんざいに替えて、親鸞聖人がお好きだったという小豆をつかった報恩講料理「いとこ煮」のおふるまい。
「いとこ煮」は地域によっていろいろバリエーションがあるようですが、当寺流は、おもちの代わりに里芋を使ったぜんざい。50年ほど前までは、報恩講のおときの一品だったと聞いています。
「懐かしい!」という人。怪訝な顔をしながら「以外とおいしい!」というひと。等々
予想以上に好評でした。・・・来年(今年)はどうしよう???
竹の灯籠で幽玄な雰囲気を醸し出してくださったSさん、Yさん、ありがとうございました。
薪をたくさん準備してくださったG建設さん、ありがとうございました。
焚き火、いとこ煮のお接待をしてくださった総代のみなさん、ありがとうございました。
108以上の鐘を撞いたあと、一通りの片づけを終えた午前3時、静かになった本堂で、坊守と元旦のおつとめ。
なんとか一年が終わったというか、やれやれまた一年がはじまるというか・・・。