「バカじゃないの!?」
「バカじゃないの!?」_b0029488_1281669.jpg


『開運!なんでも鑑定団』を観た。

100万円相当の代金のかわりに、気に入った古い蓄音機をもらってきたという旦那。奥さんは、真剣に「バカじゃないの!?」と怒っている。旦那は笑っていた。


「バカじゃないの!?」

よく言われることばである。言うのは、たいてい女だ。時として、女には男の浪漫がわからない。悲しいことではあるが、そのことば、若しくはその状況に、男は全く傷つかないということが救いだ。浪漫なのだ。

ただし、逆は成り立たない。男は女に「バカじゃないの!?」と言ってはならない。つい言ってしまった場合は、それなりの結果が待っている。謝っても許されない。なぜだか、男にはわからない。


Tumblrで流れてきたtext。以下ふたつ引用。


関大と大阪女子大と龍谷大で毎年「理想の結婚アンケート」みたいなことをやってるんですが、これめちゃくちゃ面白いんだけど・・・

男子は全員アホやし、女子は全員ありえへんほど身勝手なこと書いてます。



あるお母さんの名言。

「男の子は皆バカでヘンです。ちなみにそのまま大きくなるので、オトコという生き物も基本的にバカでヘンだと思って間違いありません。ちなみに、女の子は意地悪。男女両方を育ててみての感想であり確信です。バカと意地悪が共に暮らす人間社会。いろいろあって当たり前ですね。」



「バカじゃないの!?」という声が聞こえてきそうだ。


「バカじゃないの!?」を、男は「「いいね!」と変換して笑う。

なお、関西の男の場合は「アホちゃいまんねん、パーでんねん。」と悶絶するらしい。


女は思う。やっぱり男は「バカじゃないの!?」。




そうして、なぜか、バカでアホのまま、男は理由もなく屈する・・・

すえとおって、女はバカじゃない。



たぶん、これでいいのだ。





                    Tumblr 『西蔵防だよん』 

                    【 1年前の今日のblog
                    【 2年前の今日のblog
                    【 3年前の今日のblog
                    【 4年前の今日のblog
                    【 5年前の今日のblog
                    【 6年前の今日のblog
                    【 7年前の今日のblog
by e.wash-r | 2012-04-06 23:14 | そらごと、たはごと | Comments(4)
Commented by 釋覺性 at 2012-04-07 12:12 x
岩手では「なんでも鑑定団」、土曜日の午後やっています。
私もたまーに観ます。私も、馬鹿やっています(笑)。
骨董収集、主に仏教(真宗)関係のもの、集めています。

今年度の多田等観展(花巻市博物館)、6月15日~7月16日に決定になりました。その前が「吉村作治のエジプト展」。これも見たいですね。ぜひ、お越しくださいませ。宮澤賢治記念館のすぐそばです。

チベットタンカで、男尊・女尊が合体した仏画ありますよね?
あれは、どんな意味があるのでしょうか?

Commented by e.wash-r at 2012-04-08 23:46
歓喜仏のことですね。
チベットでなんども拝見しました。

お悟りの調和を表現したお姿であるということらしいですが、それ以上の詳しいことはわかりません。

ボクの場合、もっと俗的に見えてしまうので、困ったことです。


釋覺性 さま
Commented by しゅうきょう at 2012-04-10 11:52 x
昔、勤め先の後輩(男性)に何気なく、
「バカじゃないの」
といったことがありました。彼は関西人でした。

随分後になってからその後輩に、
「「バカじゃないの」と言われた時、僕は全人格を否定されたようで、
この先この人とどうやって接していけばいいのかと悩んだ」
と打ち明けられました。
「しゅうさん、関西人は「アホ」は受け流せるけど、「バカ」は重いんです。」
と言われたことがありました。ちなみに関東の人は逆に感じるらしいです。
関西の夫に関東の妻が何気なく
「バカじゃないの」
と行った場合、妻は気付かないかもしれないけれど、夫は相当傷ついているのかもしれません。
Commented by e.wash-r at 2012-04-11 00:36
岐阜は、「バカ」でも「アホ」でもいいですが、伝統的には「たわけ」ですよね。

こういうことばは、受け手次第です。自分が何とも思わないからといって、不用意に使うことは控えたいとも思いますが、ほんとうは、なんの気兼ねもなく使うことができる方がいいような気がしています。

傷つけることにも、傷つくことにも、鈍感な世の中だといいのにな、と。

しゅうきょうさま
<< 「花嫁の父」の気持ち This is a cap. ... >>