“つかみつく ぜひとりさゆる湯屋喧嘩 いづれを見ても片手わざなり”
絵葉書 昔の湯屋喧嘩 西川祐信? 1908年(繪本池の蛙は1768年)滑稽新聞社發行
高校の時、4畳ほどの部屋に下宿していた。
同じ下宿の下宿生7人の中で、HとYは同じK高の同級生だった。ただ、個性的なHとYはとても仲が悪く、ボクはいつもふたりの仲裁役だった。
3人で銭湯に行ったとき、HとYが裸で口論をはじめた。きっかけが何だったか知らないが、仁王立ちして、お互い如何に自分の父親が働き者かを主張していた。第三者としては、ほほえましかった。
しかし、エスカレートしたHとYは、「おもてへ出ろ!」と叫びながら、裸のままで取っ組み合いをはじめた。ボクは裸のまま仲裁に入った。
3人ともフリチンである。HとYは興奮しているからいいが、ボクは冷静なのでいろいろな意味で恥ずかしかった。
Tumblrで流れてきた『昔の湯屋喧嘩』という画像を見て、当時を思い出した。
教訓
戦いの半分は大切なモノを守ることかもしれない。攻めは、片手わざくらいが上品でいい。
しかし、無防備なフリチンの戦いも魅力的ではある。
Tumblr 『西蔵防だよん』
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