勉強会 -阿部信幾先生・別院にて-
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夜、岐阜別院にてSs師主宰の勉強会。今回のご講師は、阿部信幾先生でした。

「おさとり」ということについて、最近気になることばに出会ったので、そのことについて質問しました。

気になっっていたのは、禅宗の某老師が語られたという次のようなことばです。

   平気で生きる事、これが一番難しい。「いつ死んでもええ」というのは悟りではない。
   悟りとは、平気で生きる事。

悟りは、現実のわたしの生に顕現するのかという疑問です。


先生は、おおよそ次のような基礎から、シンプルにご教示くださいました。

・仏教は仏陀の説かれた教えである。
・現在は末法である。「教」は伝わるが、「行」と「証」が廃れた時代。
・親鸞聖人は「おさとり」を「証」と示される。仏願の証果の意。
・禅宗の悟りについては、真宗の僧侶も勉強すべき。


「証」は本願に依るということをしっかり聞かせていただきました。
by e.wash-r | 2012-05-04 01:59 | お聴聞 | Comments(0)
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