最近になく澄んだ濃い青の空。風も爽やかでした。
夕方、境内の柚子の枝を整えました。"柑橘類は刈り込むと枯れる"と聞いていますが、屋根に被さるように伸びた枝は放っておけませんでした。
ひと山の枝を落としました。切るときも切った枝を運ぶときも、「柚子の棘」と格闘。頭、顔、手、ボディに無数の刺し傷とひっかき傷。まあ勲章です。
「柚子の棘」は、ただ尖っているだけではありません。どういう訳か、刺さると普通より痛いのです。刺さったりひっっかいたりした傷も、赤く腫れます。棘になにかそうさせる成分があるんだと思います。
毒を以て毒を制すという類なのか、祖母は、皮膚の膿を出すときや何かトゲが刺さったときには、青い「柚子の棘」を取ってきて、それでほじっていました。こどものころ、何度も「柚子の棘」でほじられた記憶。たぶん、普通より痛かったと思います。「柚子の棘」の効果があったかどうかは不明です。
風があまりに心地よかったので、作業を終えた7時過ぎから30分ほど、銀杏の木の下に座って、日が暮れていくのを楽しみました。ただ、座っていただけ。
東の空に十三夜の月。
やっぱり、夏の夕暮れ。
【追記】
当記事をUPした直後、膝の上の左手に激痛。見るとムカデが。小指の付け根を噛まれました。
今、そのムカデをやっつけたところ。
実は、今日3匹目のムカデ。大量発生しているんだろうか?
ムカデに刺されたところが腫れたとき、祖母は「柚子の棘」を刺して膿を出してくれました。
タイムリーすぎ。
たった今、ボクに噛みつき、返り討ちにあったムカデ。
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