村の結婚式
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結婚式というよりは、嫁入りという感じ。こどものことばでは、「お嫁さんを見に行く」、または、「嫁入り(よめり)のお菓子をもらいに行く」、といいます。それが、村の結婚式。

村の内の親戚づきあいというのがあって、近隣10件ほどの方々とは、葬式・法事・結婚式は呼び合う習わしです。結婚式の場合、村の内の親戚は、当家の代表としてお嫁さんを迎え、お嫁さんを見に集まった方々にお菓子を配る役目です。

法務が重なり、菓子撒きはご無礼しましたが、ホテルで行われた披露宴には、すこし遅刻して、駆けつけました。

ボクのテーブルは、村の内のおじさんたち。離婚経験者のAさんたちは、
「今がピーク。」
とか、
「離婚のエネルギーは、こんなモンじゃない。」
とか言っています。そう言われても、どう反応していいか・・・。

毎年、除夜の鐘を撞きに来てくれる新郎T君。
自作の歌を歌って祝福しているのは、夏休みのお経の練習に来ていたO君。
赤ちゃんの時から知っているだけに、みんな大きくなったというか、こちらが年をとったというか・・・。

今度は、かわいらしいお嫁さんや赤ちゃんを連れてお寺に来てくれるのを、楽しみにしていますよー。



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村の結婚式_b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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by e.wash-r | 2005-02-18 00:01 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
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