久しぶりの三木照國先生の勉強会
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法友5人と午後4時に岐阜を出て、奈良郡山の三木先生のお寺へ。

今回は『真宗倫理の研究』をテキストに「愛」についての講義でした。

巷で言う「愛」を類型化し、仏教で言うところの「慈悲」とのちがいをじっくり。

巷の「愛」について、個人的には決していいイメージを持っているわけではありませんが、それでもその「愛」がボクの執着のすがたであり、人間としての限界なのかなあと聞かせていただきました。



蒸し暑い日でしたが、冷房の効いた本堂は快適で、むしろ最初は寒いくらいでした。ところが、いつの間にかじっとりと汗をかくほどに。でも、聴講の法友はみな「なんか暑いなあ」と思いつつ、なんとなく「暑い!」とは言えないでいて、ほどよく時が経ったころ、誰かが立ち上がり、エアコンの吹き出し口に手を当てました。

「暖房になってる。」

「どおりで暑いはず」と、一同。

緩やかな温度上昇に気づかない蛙に喩えた『茹で蛙現象』そのまま。


心地よく生ぬるい「愛」は、静かに人を蝕んでいくものなのかもしれないですね。



                    Tumblr 『西蔵防だよん』

 
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by e.wash-r | 2013-08-23 23:15 | おまいりにて | Comments(0)
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