隣村の極楽寺さまの報恩講のおとりつぎ。
極楽寺さまは地域に根付いたお寺です。H地区の方々が、ほとんどお聴聞。村の役員の方々、当寺門徒の方々、同級生のおかあさん、消防団やPTAの先輩、等々、馴染みの方々ばかり。
ほんとうなら「地侍と他所坊主」の反対で、地元の素性の知れた若造の生臭坊主としては、居心地がいいはずはないのですが、あたたかく迎えられて、報恩の講のお取り次ぎをさせていただきました。
ボクのような者(謙遜ではなく。状況として。)がお取り次ぎをし、それをよろこんでお聴聞されるという講。土徳としか言いようがないのだろうなと思います。
お取り次ぎで、すこし六金色の色の話に。総代のMさんが、「門の六金色旗には『黒』がはいっとるけど・・・。」と。ちょっと戸惑いました。
「私たちが見る色は5色、ほとけさまの見られる色はたぶん1色。ボクたちが見分ける色がどんな色かはボクたち次第」ということでいいのかな。
帰り際、門の旗を見ると、確かに5色のうち1色は『黒』でした。
Tumblr 『西蔵防だよん』
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