報恩講や特別な法要では、いつも阿弥陀さまの前の花を立てていてくださっていたIさんがご往生されて半年。
今年の報恩講はどうしたらいいんだろうか?と悩んでいるところに、黒野組の報恩講の会所の順番が回ってきました。
細かい松の葉を束ねて作る「カイ」への不安。相応の枝ぶりで、活けやすい花材のことを、ずっと考えています。山の木につい目が行ったり、会った人にそれとなく訪ねてみたり。
気に留めていてくださる方が、次々花材を届けてくださいました。
Tさんは松、Mさんはツルウメモドキ、Yさんはソテツやツゲ、Aさんは葉牡丹、等々。おかげさまでお華立ての準備が整いました。
「カイ」は、モミやイチイ、カヤも考えましたが、五葉松を組むことに。三晩ほどの夜なべで、34本の「カイ」が出来上がりました。(坊守30本、ボク4本) 歴代の華立ての方々のお手間を見聞きし知っていたつもりですが、体験してみると、まさに夜なべ仕事で、妙に懐かしいい気分になりました。
数年来のIさんの立てられた華の写真を見ながら、コピーに挑戦です。
Tumblr 『西蔵防だよん』
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