知識の共有の時代
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蓴菜(じゅんさい)   wikipediaより

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カエルの卵   wikipediaより


報恩講が終わり、久しぶりに帰省中の長男と次女といっしょの静かな普通の食事。

下宿生活をはじめた次女が味噌汁の中の蓴菜を美味しそうに食べながら、「みょうがや青じそも好きになったよ。」と言いました。薬味、香味等の”味”が、ようやく楽しめるようになったと。

彼女にとっては、蓴菜もそのひとつのようでした。

「そういう食感が好きなら、カエルの卵なんかいいんじゃない。田植えの頃に帰ってくれば、そこらじゅううにいっぱいあるよ。」」と、ちょっとからかってみました。

そう言ったあと、最近、あまりカエルの卵を見ないなあ、と。それから、そう言えば、こどものころそこらじゅうで見たカエルの卵だけど、食べたことないし、食べたという話も聞いたことないなあと。

すると、長男が「カエルの卵はマズイらしいよ。鷺も食べないらしい。」と。

次女とボクの会話を聞き、早々にiphoneを使ってnetで調べたようでした。

つくづく、知りたい情報がすぐに手に入る時代なのだと思いました。曖昧さを残しつつも、多くの人の知識が共有されていることに、今さらながら驚いています。

情報・知識共有は素晴らしいことだと思います。ただ、自らカエルの卵を食べてみて「マズイ!」と叫ぶ時代ではないということでもあるわけで・・・。

ちょと複雑です。





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by e.wash-r | 2015-01-08 00:20 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
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