試験に向かう次女を三宮駅まで送り、神戸別院へ。
阪神淡路大震災のの直後、岐阜の法友と徒党を組んで半分興味本位で押し掛けた神戸。夜、真っ暗な神戸の町に着き、最初に訪ねたのが神戸別院でした。震災直後ということに加え再建中だったことで、伽藍の印象はありません。
再建されたモダンな神戸別院へのおまいりは、感慨深いものがありました。
神戸別院固有のお荘厳を仰ぎながら、その意匠に込められた思いというか意気込みというか、例えば文化芸術芸能を支えてきた旦那衆の心意気みたいなものをあらためて感じました。
しかるべきところで、贅を尽くしてしかるべきお荘厳がされることの有難さを思います。
宗教施設は、お荘厳や設備がすべてとまでは言いませんが、少なくとも範となるところでは、宗教的情緒、加えてもてなしの設えが大切なことを痛感しました。特に◯阜の者としては。
神戸別院で長い時間を過ごし充分に満足したので、神戸の街を歩くのはやめました。お世話になっている法友を訪ねることに。
神戸の学生のM師のところへ。
昼食でも一緒にと思っていましたが、連絡を取ると試験中とのこと。又の機会を楽しみに、灘の下宿のポストにおみやげの銀杏を入れて神戸を離れました。
尼崎のJ寺、H師のところへ。
住宅街のJ寺さんの回りは一方通行が多く、伽藍が見えていてもなかなかたどり着けません。H氏への尊崇の念も込めて、ラサのチベット人の朝の礼拝のように右遶三匝。J寺さんを右に見ながら三周してようやくたどり着きました。
阿弥陀さまと溌剌とした坊守さまにご挨拶。H師は予想通り、不住。お説教のロード中とのこと。
明日の幼稚園の発表会の準備中の本堂。H師が好まれる「あったかーい」という形容詞そのままの、アットホームな雰囲気がいい感じでした。H師不在にもかかわらずアットホームなところ、明るい坊守さまの縁の下の力をつくづく感じました。
どこもかしこも坊守さまは偉大です。
午前3時、存分に遊んで京都経由で帰宅。明日からの英気を養いました。寝不足でも平気です。
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