涙の意味 -水谷修先生の講演-
3月19日は、京都本願寺へ、「夜回り先生」こと水谷修先生の講演を聞きに行ってきました。

今日は、S師のお寺で、水谷先生のビデオが上映されるということだったので、家族を連れて観に行ってきました。いつもお寺の子ども会に来てくれ、今は教師を目指して大学受験の勉強中のY君も誘いました。

会場の正尊寺さんの本堂は、孫を連れたおじいちゃんおばあちゃん、青年会議所の若者、ピンクのスモックを着て放課後そのまま駆けつけてみえたK幼稚園の先生方、等々いろんなひとでいつもの法座とはチョット違った雰囲気です。
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攻撃的なおとなの社会のひずみの中で、翻弄されるこどものすさまじい現実が語られます。

みんな泣いています。

はばかることなく流れる涙の意味を思いました。少なくともボクの涙は、悲しさや悔しさ、怒りの涙ではありませんでした。間違いなくうれしいからあふれてきた涙です。

辛い中にあっても、たくましいこどものすがた、そしてそれを見守る水谷修というおとなのすがた。そう言う世界が確かにあるということを知って、勇気づけられ、うれしかったのです。

現実は甘くないと思います。
それでも、であってしまったうえには、体調の不調をおして奔走される水谷先生の現場からのメッセージを真摯に受け止めたいと思います。




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涙の意味 -水谷修先生の講演-_b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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by e.wash-r | 2005-04-26 06:12 | 智慧と慈悲 | Comments(0)
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