2月の風
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朝一番のおじょうはん。

仏間の半分は、七段飾りのおひなさま。

おばあちゃんに、「おひなさまは、2月の風にあてなさい。」と言われ、こどもの頃から、ずっと2月中におひなさまを飾っていらっしゃるとのこと。

暦の上では立春を迎え、春一番が吹く2月。おひなさまを春の風の中へ、というような意味なんでしょうか。

おひなさまと、あみださまと、おじいちゃん・おばあちゃんの写真がいっしょのお仏間で、ボクたちがこどもの頃、かすかに憶に残るもう50年も前の田舎の暮らしの話に。

牛や馬やヤギといっしょに住んでいたこと。
汲み取り便所だったこと。
食べ物の周りにはハエがいっぱいいたこと。等々。

清潔ではなかったけど、それがもとで病気になったりはしなかったですよね、と。

ところで、なんで、2月の風の中のおひなさまの話が、牛や便やハエの話になってしまったんだろう?






by e.wash-r | 2017-03-04 23:13 | ふるさと | Comments(0)
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