二人三脚とは
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先輩から夕食のお誘い。

夜のおまいりがあり、お断り。

先輩からモツ鍋の写真が届く。

“うまそー、また是非”と返信して、おまいり。

帰宅して、家で夕食。

先日採ったきくらげ。
いただいた筍、蕗の薹等々。

ボーッとテレビを見ながら、春をいただく。


さて、見ていたテレビからクイズ。

『「二人三脚」とは、バラバラなことをすること、の意。○か✖️か?』

ボク、「○!」
坊守、「バカじゃないの?」

昔、結婚式のスピーチで、「どう考えても、二人三脚より、ひとりで走った方が面倒くさくないし、速い。」と言い、顰蹙を買った。

このクイズで、気づいた。そして確信した。

二人三脚は、ふたりが同じ動作をしたら、転ぶ。二人の動作は、ある意味、秩序あるバラバラだ。

二人三脚とは、あえてあらたに面倒くさい秩序をつくり、少々不便で遅くなってもいい、と納得する行為である。

この深遠な哲学を、あの結婚式でボクをたしなめた方々に、今更ながらわかって欲しいと思う。

我慢、もしくは忍耐。そして、そこに美を見る才能。

そういうことだ。

他意はないです。転ぶもよし。













by e.wash-r | 2017-05-01 23:47 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)
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