美濃四十八座 超宗寺真宗講座 若林真人師
超宗寺真宗講座、昼座と夜座後席のお聴聞。
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昼座。高座のお説教。親鸞聖人が三部経千部読誦をやめられたことを思い出される場面の物語。物語中、「お念仏に何の不足があるのか」の強いことばに圧倒されました。


親鸞さまと私の関係。私は、

阿弥陀佛と私の間に立ち、私の方を見て、阿弥陀さまの願いを説かれる親鸞さまを仰ぐのか?

阿弥陀さまの方を見て、阿弥陀さまの願いをよろこばれる親鸞さまの後ろ姿を仰ぐのか?

信仰のうえでは、後者とお聞きしました。


親鸞さまのお姿を通して、どこまでも約仏のお話しでした。

善導大師の往生礼讃の御文。

   自信教人信  みづから信じ人を教へて信ぜしむること
   難中転更難  難きがなかにうたたさらに難し
   大悲伝普化  大悲をもつて伝へてあまねく化するは
   真成報仏恩  まことに仏恩を報ずるになる

親鸞聖人は、下記の異本の御文を引いていらっしゃいます。

   自信教人信  みづから信じ人を教へて信ぜしむること
   難中転更難  難きがなかにうたたまた難し
   大悲普化  大悲弘くあまねく化する
   真成報仏恩  まことに仏恩を報ずるになる




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夜座。『寒くとも 袂に入れよ 西の風 弥陀の国より 吹くと思えば』の句を引用され、お慈悲のあたたかさのお話し。若林先生のこの話を聞かれ、句碑を寄進してくださったKさんのことを思いながら聞きました。

Kさんがこの句を聞かれたのは、かれこれ10年前、まだ美濃四十八座が立ち上がる前の正尊寺真宗講座。
そのKさんがご往生され数年。


いいこともわるいことも全部ご縁ですね。法座あればこそ、です。
















                    
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by e.wash-r | 2017-10-13 23:19 | お聴聞 | Comments(0)
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