法務でまったくご縁に遇えませんでしたが、こどものお茶。
過日、土岐・駄知のT氏よりいただいた「拳骨茶碗」を用いてのお点前だったそうです。「拳骨茶碗」というのは、拳骨で押したようなくぼみのある茶碗で、おもに、江戸時代、美濃で焼かれました。いただいたものは、たぶんゆかりのある駄知の窯で焼かれたものだろうとのこと。(駄知の窯の歴史については、後日、UPするつもりです。気取ったこと書こうと思っているので、なかなか書けないでいます。)
おそらく何らかの関係があるであろう正蓮寺と拳骨茶碗。400年前、当地岩利に正蓮寺が移転し、200年前、駄知で拳骨茶碗が焼かれ、今、お寺の茶席でこどもたちがその拳骨茶碗でお茶を点てるという不思議。
そのご縁を演出してくださったT氏に、つくづく感謝。
なんでもいいので、時節、機縁に応じて、お茶をいただくという風情、お茶の楽しみ方の好きなところです。今回は、ボクもノーマークでしたが、春、予定が合えば、こどもたちが着物を着てお点前をするそうです。そのときは、ちょっとオープンにお茶のお振る舞いができるかも。
こどもたちの楽しみは、ひたすらお菓子のようですが。
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