久ぶりの雨を亨けて、いつもの株に今年はじめてのキクラゲ。
山菜の季節。山に行くことを考えていましたが、ここが山でした。
当寺横を流れる伊自良川は、長良川の支流。当地岩利は、河口の伊勢湾からおおよそ100km上ったところです。
明治29年の洪水で、伊自良川流域が荒れるまでの約330年、岩利港は、長良川・伊自良川の河川交易の最上流の船着場であったと言われています。
MSさんの懇念でできあがった岩利港の川灯台に、伊自良川の河川交易を伝える案内看板を作る計画があり、MSさんとMYさんが原稿作成中。
岩利の歴史を調べ続けられたMHさんの資料をもとに、夜遅くまで相談中のおふたりを、おまいりの帰りに訪ねました。
コタツに入って、資料と、それぞれが伝え聞いた話をすり合わせる作業。祭りの夜の田舎のいい時間でした。
寺に戻ったのは深夜。おそい夕飯は、ゆがいたキクラゲを生姜醤油につけて白いごはん。空腹だったこともありますが、一日のできごとも合わせて、至福。
伊自良川の河川交易の詳細は、いずれ。