もう、何が何だか・・・
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早朝、突然、シゲオさんとヨーコさんが作業着で来寺。
シゲオさんは、困ったことがあると何でもお願いするご門徒さん。
ヨーコさんは、こどもの同級生のお母さん。シゲオさんの相棒。

「台風来るみたいやけど、雨漏り大丈夫?」と。
屋根に登って、屋根裏に入って、点検してくださいました。

「またハクビシンが入っとる。」
そう言って、ハクビシンが入りそうな穴を塞いでくださいました。

玄関脇の赤土が雨で流れているのを見たシゲオさんが「公民館の裏の崖が崩れて赤土があるんやけど、ここに入れようか?」と。シゲオさんは、涼しくなったら、また来るから、と言って風のように帰っていかれました。


夕刻、お参りから帰ってきて涼んでいると、雨戸越しにゴソゴソ音がいます。
外に出ると、こんどは、シゲオさんとユキオさんとジュンイチさんが、玄関脇に赤土を運んでくださっていました。

ユキオさんは、総代さん。
ジュンイチさんは、シゲオさんのお隣さん。臨済宗の檀家さんです。

軽トラ2台に、赤土を盛った一輪車4台を積んで2往復。あっという間に、玄関脇の整地ができました。

総代のユキオさんが、「ご院さんが頼んだんじゃないんでしょう。いつもの通り、たぶんシゲちゃの思いつきやと思うけど。」と。ジュンイチさんも、「ワシら、シゲちゃの奴隷みたいなもんやで。突然、来いって言われて。」と。

隣のY村の一味という感じです。



作業後、ボクもいっしょにイチョウの木の下で一服。

聞けば、山の共同アンテナの周りの、伸びすぎた杉を3本伐採してみえたあとのもうひと仕事なのだそうです。

「***さんの山の杉、切ってまったわ。もったいないけど、転がしたままや。」と楽しそうに作業の様子を話されるのですが、ボクにはひとつの疑問。

ボク:「Y村って、あの共同アンテナでしたっけ?」
ユキオさん:「ちがうよ。ワシらはCCNケーブルテレビ。」
ボク:「なんで、木切りに行かれたの?」
ユキオさん:「ご院さんとこの村のヤスくんから、木を切りに行くぞって電話があったから。」

もう何がなんだかわかりません。

親方シゲオさんのY村の一味が、隣村(当村)の共同アンテナのために山の木を切りに行き、その続きに禅宗の檀家さんのジュンイチさんもいっしょになって、当寺の赤土運びをしてくださったということ。

『困ったときはおたがいさま。』という古き良き時代?の、しかもヘンなセクト主義のない村落共同体そのままです。


一方的にお世話になりっぱなしのボクとしては、少しは”世のため人のため”に何かしないとバチが当たる、と普通に思ってしまうわけです。見せかけの理論で人は動かないけど、気持ちのいい汗には人はなびくんだと思います。”生き方”って見えるんですよね。

シゲオさんたち、そんなこと何にも思わずに、楽しそうに汗かいているだけなんでしょうが。


なんまんだぶ。



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by e.wash-r | 2018-07-28 23:46 | ふるさと | Comments(0)
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