「舌」の外れた「風鐸」台風で外れ、境内に落ちていた「風鐸」の「舌」
ようやく、台風で荒れた境内の掃除。
4時から6時半までを予定しましたが、あまりに暑いので、4時からは室内で片付けをして、境内の掃除は5時から。実質1時間では、時間不足で、半分しかできませんでした。残りは明日朝か・・・。
掃除中、境内に風鐸の舌が落ちているのを発見。たぶん、台風で外れたのだと思います。今まで、まったく気がつかないでいました。
風鐸について、ちょっとNet Surfing。
風鐸は、本堂等の堂宇の軒の四隅に懸けてある巨大な風鈴のようなもの。一般的に青銅製。
風が災いを運ぶという考えから、災いを避けるために懸けるもの。風鐸の音の聞こえるところは、聖域と考えられているそうです。
風鐸のことを、「巨大な風鈴のようなもの」と喩えましたが、「風鐸が進化したものが風鈴」だそうです。風鈴は日本独自の夏の涼を彩る風物ですが、風鐸を起源とすることから、もともとは魔除けの意味があったようです。
今回、外れて落下した部分は「舌(ぜつ)」と言うそうです。
災いを避けるどころか、自身が風の災を受けてしまった当寺の風鐸。生臭坊主の住職としては、庶民的で好感度「良」と思うのですが・・・。
ところで、どうやって「舌」をもとに戻したらいいのか?
災いというか、娑婆の苦悩がまたひとつ増えました。
◆みえる部分の境内の草刈りと、刈った草(今回は台風で散らばった枝葉も)のブロアによる吹き飛ばしは、約2時間の工程。なんとか1時間くらいでできないかと試みましたが、無理。
◆今回も、掃除中に二組のお客様。はたらく住職に見られて役得。
◆7時半から村の寄り合い。今月は集金の当番。早く参集されるので、1時間前から公民館で待機。なんと、寄り合いは7時半に終了。
◆村の田んぼの今後についての話し合い。このことは、いつか縁があれば追記。