夏の終わりといえば、吾亦紅。
避暑といえば、軽井沢。
20年ほど前、旧軽井沢のあるお店の方に、”避暑の人と観光の人は、服装でわかる。避暑の人は、ラフな格好をしているから。”と言われたことがあります。”避暑の人”というのは、”別荘に来ている人”の意。
そのときのボクの服装は、短パン、Tシャツ、ゴムぞうり、メッシュのキャップ。
ボクは、れっきとした観光客、庶民ですが、別荘持ちの御曹司と間違えられたようです。
”避暑の人”を装って?、短パン、Tシャツ、ゴムぞうりで、旧軽井沢を歩きました。メッシュのキャップは、色違いながら20年前と同じ。保守的というか、自己満足というか、ファッションに疎いというか、好きなものは好きというか、面倒くさいというか・・・。
普段、人混みとあまり縁がないので、賑わう通りにいると、人の中にいるのに、何者でもないような心地よさがありました。
靴に履き替え、夏の終わりの山へ。
ほんのちょっとの散策。遠景が霞んでいたので、足元の生き物を見ながら。
泊まるつもりでしたが、深夜、夜をまたいで帰ってきました。
赤とんぼ。赤が濃いのと薄いのがいました。これは濃いの。
気になった小さなナゾの赤い植物。コケ?
サンゴみたいなのも並んで。
コケモモ。
半分、黄色い。さみしいくなります。
.