もうひとつの「密」 ー爆撃機の被弾データよりー  
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もうひとつの「密」 ー爆撃機の被弾データよりー  _b0029488_00454459.jpg
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浮世離れしたTumblrにも、コロナ関連のlogが頻繁に流れてくるようになりました。それに少し私見を加えてreblog。

流れてきたlogは、有名な『帰還した爆撃機の被弾個所』を示した図を参考にしたものでした。

(この図は、『被弾』で画像検索すると、yahoo!でもgoogleでも、topに表示されます。)

tumblrのlogでは、この図から、「クラスターの追跡」と「経路不明の感染増加」を説明していました。



図の赤いドットは、【帰還した爆撃機の被弾個所のデータ】です。

このデータをどう解析するか?
どこが爆撃機の弱点なのか?

致命的な被弾をした爆撃機は帰還していません。データがないのです。つまり、この図で被弾していない場所(比較的白い部分)である「コックピット」「主翼の付け根」「尾翼」等々は、致命的な被弾をした場所とみるのが妥当、ということなのです。

「帰還した爆撃機の被弾の少ないところを、より補強すべき。」というのが、このデータの示すところだというのです。



この論理に従えば、表面化したデータへの対策が「クラスターの追跡」。
深刻な「経路不明の感染増加」を引き起こしているのは、表面化しないデータ。

表面化したデータから、表面化していないデータを探ることが、「経路不明の感染増加」の対処となるのではないか、というのが、tunmblrで流れてきたlogの意見でした。


同感です。屋形船が感染場所なら屋形船を、合唱サークルが感染場所なら合唱サークルを、というのは「クラスター追跡」の話。「経路不明の感染者増加」には、同時進行で、表に出ないデータの解析と対処・施策が必要なのだと思います。(言うだけで申し訳ないですが)



加えて、私見。


密接・密集・密接の、いわゆる三密の回避が提唱されています。

「密」の意を調べてみました。

以下、コトバンクより抜粋。6つのカテゴリーに分けてありました。



・ひそか 人に隠して知られない
 密会・密議・密語・密行・密航・密告・密使
 密事・密室・密談・密勅・密通・密売・密輸・密猟

・こみあう すきまがない
 密集・密生・密度・密林・疎密・稠密・濃密

・こまやか 行き届いている
 密画・緊密・厳密・細密・詳密

・しっかり閉ざされている
 密封・密閉

・ちかづく したしい
 密接・密着・親密

・密教のこと
 顕密



ボクが気になったのは、最初の「ひそか 人に隠して知られない」の意。

秘密大好きです。
隠し事いっぱい。
表に出しているのは、隠さなくていいことだけ。
すくなくとも、ボクは。

正直の否定ではありません。
情報公開は大切だと思います。
できれば嘘はつきたくないです。

でもね。それでもやっぱり、ひそか人に隠して知られない、というのは、ある意味、人が人としていられる大切なところだと思うわけです。


コロナは、ひそかに、人に隠して知られないように、感染しています。

似てますね。

もうひとつの「密」。いい意味で、それぞれの内なるコロナ対策になるのではないかと、ひそかに思っています。


矛盾だらけ、失礼。




















by e.wash-r | 2020-04-16 23:43 | 愚考 | Comments(0)
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