3/16、千歳からレンタカーで走り出してすぐ、吉田拓郎の「襟裳岬」が浮かびました。まだ、足寄に着いてもいないのに。
なんとなく、おまいりを終えたら、襟裳へ行こうと思いました。
3/17、お骨あげの後、平服に着替えているボクに。
Kさん:「もう一晩泊まっていくかい?」
ボク:「襟裳へ行こうと思います。」
Kさん:「なーんもないよ。」
ボク:「何もないという春を見に行こうと思って。」
名残り惜しく足寄を去るには、出来過ぎの、夢のような会話が成立。
旧知のNちゃんの家に挨拶の寄って、足寄を離れました。足寄のみなさん、ありがとうございました。
雪解けの十勝
林野を切り開いた時代を想像しながら
襟裳まで2時間くらいのところで日が暮れました
遠く日高山脈と夕焼け さあ、旅の宿探し
あたかも月は上弦 色っぽいきみはなし
3/18、
素泊まりの宿を出ました 朝6時・快晴
太平洋 黄金海岸(道路) 莫大な費用を投じた道の意
広尾のコンビニでおにぎり購入 襟裳岬で朝食の予定
日高の山 春スキーに良さそう
昔、この辺り、猿流川を上り、ヒグマに怯えながら花咲蟹を茹でました 今思うと何故に?
道以外、人の気配はなく、ただただ春の日ざし
夏の終わりの方が寂しいような気がします
北欧の漁村ってこんな感じではと、勝手に思いました
襟裳岬から日高の山々を望む
岐阜育ちには異国情緒
襟裳岬 日高山脈が太平洋に沈んでゆきます
30年前と同じ感動
襟裳岬のその先 日高山脈は続きます
30年前、この崖の下で潜り、花咲蟹を捕まえました ウソみたいなホントの話です
ボクが借りたレンタカー1台だけの駐車場
岬で食べるつもりが、寒さと強風で断念
強烈に冷たいけれど、冬の風ではなく春の風です
千歳へ向かい、海岸沿いをひたすら北西へ
干し草の後を走りました 夏なら昆布
日高の山と牧場 馬の牧場です
「苫小牧発仙台行きフェリー」
またまた、出来過ぎの旅の終わり
22時、セントレア着
Bye-bye love 外は白い雪の夜ならぬ街の灯り