夕食を食べ損なったので、帰宅後10時を過ぎて、遠慮気味にひとりゴソゴソ、ごはんを食べました。
納豆と梅干しでごはん2杯。正しく、"ごはんを食べた"気分です。
清貧な暮らしを装っているわけでもなく、帰る家と温かいご飯があることをしみじみ感謝するといった風情でもなく、淡々と空腹を満たしました。
冷蔵庫から、パックの納豆を取り出し、蓋を開け、付属のタレとカラシを入れ、撹拌。
最近、もっとも感動したことのひとつが、この納豆のパックの蓋に、切り取り用のミシン目がはいっていること。この蓋が取れるだけで、何と豊かな気分になれることかと。
納豆のパックが発売されて何年経ったんでしょうか。
蓋が簡単に切り離せるようになるまで、随分ながい時間がかかったように思います。
今思えば、何でもないことなんですが・・・。
我が家では、納豆とごはんを『痛風セット』と呼んでいます。
これに鰺や鰯の干物などが加わると『殺人メニュー』に進化します。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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