「子どもの頃、お取り越しが楽しみだった。」
年配の方の多くがそう言われます。
人が寄って賑やかで、白いご飯やごちそうを食べられたからと・・・。
おまいりしている子どもに、いつも言っていること。(もちろんオトナにも聞こえるように。)
「きっと、いいことがあるよ。」
おまいりすると、何か見返りのいいことがあるという意味ではありません。
「おまいりしている○○ちゃんを見て、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんお母さんがよろこんでいるよ。うれしいと、何かしてあげたくなるもの。きっと、いいことがあるよ。」
そんなような意味です。
おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんお母さんは、とりあえず苦笑いするしかないですが、きっと、うれしい苦笑いのはずです。
大切なことが伝わる時のよろこびなのだとボクは思っていますが、微妙に、坊主のクリスマスコンプレックスでもあるような・・・。
【
1年前の今日のblog 】
【
2年前の今日のblog 】
..................................................................................................................
よ う こ そ 『 西 蔵 坊 だ よ り 』 へ
『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
よろしければ、TopPageより、ゆっくりご覧ください。
『西蔵坊だより』TopPage