水仙の花
おぼろげな記憶、または全くの記憶違いかも知れませんが、本願寺の御正忌報恩講中の何日目かのお華に、水仙が束にして用いられると聞いたことがあります。御正忌報恩講の頃(1月の9日から16日)に水仙が咲くのは、比較的暖かい地方に限られるそうで、毎年九州から京都に届けられるのだと聞いた記憶です。

水仙の花_b0029488_1827062.jpg

水仙の花束をいただきました。

Kさんの家では、毎年、1月のおじょうはんに合わせて、水仙の花を産地から取り寄せてみえるのです。ご商売がら、季節感やその移ろい・けじめを大切にしていらっしゃるのだと思います。

いただいた水仙は、越前海岸のもの。

日本海から吹き付ける厳しい北風に耐えて、山肌に咲く水仙。すがすがしい花の黄色に、人は何を思うのかなあ。

蟹があまり得意でないボクに、さほどの憧憬はありませんが、水仙の花見て、越前ガニが浮かんできて、「花より団子」もしくは「パブロフの犬」状態の人、意外とたくさんいるような気がします。

ボクの周りには、すくなくとも、そういう人が5~6人はいるような・・・。


品格がなくなってきてしまいました。失礼。





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by e.wash-r | 2007-01-17 18:26 | そらごと、たはごと | Comments(0)
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