おぼろげな記憶、または全くの記憶違いかも知れませんが、本願寺の御正忌報恩講中の何日目かのお華に、水仙が束にして用いられると聞いたことがあります。御正忌報恩講の頃(1月の9日から16日)に水仙が咲くのは、比較的暖かい地方に限られるそうで、毎年九州から京都に届けられるのだと聞いた記憶です。
水仙の花束をいただきました。
Kさんの家では、毎年、1月のおじょうはんに合わせて、水仙の花を産地から取り寄せてみえるのです。ご商売がら、季節感やその移ろい・けじめを大切にしていらっしゃるのだと思います。
いただいた水仙は、越前海岸のもの。
日本海から吹き付ける厳しい北風に耐えて、山肌に咲く水仙。すがすがしい花の黄色に、人は何を思うのかなあ。
蟹があまり得意でないボクに、さほどの憧憬はありませんが、水仙の花見て、越前ガニが浮かんできて、「花より団子」もしくは「パブロフの犬」状態の人、意外とたくさんいるような気がします。
ボクの周りには、すくなくとも、そういう人が5~6人はいるような・・・。
品格がなくなってきてしまいました。失礼。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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