市役所で村のお役目をすませたあと、
根尾の西光寺さんへ。
午後4時、根尾谷は日がかげっていました。高い山の稜線だけに日が当たっています。
紅葉には少し早いようですが、すこし黄色くなっていました。
根尾谷は、学生の頃、地理科の巡検で何度も通ったところです。西光寺さんの裏山にも登りました。山桑の実が熟していたので、夏だったと思います。
水鳥の根尾谷断層のところで車を降りて、一瞬にして垂直方向に6mのズレが生じたと言われる断層崖をゆっくり眺めました。すさまじかったであろう地震から100年を経てたたずむ村を望み、地震もすごいけど、人間もすごいなあとしみじみ感激。
西光寺さんで、ご院さんとしばし歓談。立派な境内の案内もしていただきました。深い根尾の谷から、真宗講座・テレホン法話・こども会・鸞学塾とことあるごとに元気に出ていらっしゃるご院さんのパワーもすごいです。
ご院さんによれば、"パワー"は『日々蓄えている』んだそうです。
地震のエネルギーみたいです。
"ストレス"とも言うそうです。
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『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
仏教のこと、山や川や海のこと、TIBETのこと等、思いつくまま書いています。
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