薫玉堂の金蝋燭と開明社の納骨容器
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おまいりの合間に、N仏壇さんへ行き、薫玉堂製のお内仏用蝋燭をまとめて買ってきました。結婚のお祝いといっしょにお届けする2匁の金蝋燭です。

お嫁さん(お婿さん)を迎えられるとき、お嫁(婿)に行かれるときの、ほとけさまへのご挨拶のおひかり用です。

おおよそ一生に一度の特別な礼拝。(ボクの感性としては)お婿さんはどうでもいいけど、お嫁さんがお仏壇に手を合わせる姿は、しみじみイイもんだと思います。


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寺に帰ると、開明社から、注文してあった大谷本廟無量寿堂納骨容器が届いていました。(開明社とは、西本願寺御用達の老舗の組織です。)


wikipediaによれば、第二次世界大戦後、イギリス労働党は、社会保障制度の充実をめざして、『ゆりかごから墓場まで』というスローガンを掲げたそうです。このことばは、後に、日本を含めた各国の社会福祉政策を形容することばとなりました。

仏教は社会福祉活動ではないので、『ゆりかごから墓場まで』と形容するのは適当ではないと思いますが、「ゆりかご」も「墓場」も間違いなくみ教えの範疇です。


たまたま、同日に揃った金蝋燭と納骨容器。
「結婚は人生の墓場である」という格言?の方が、いろいろな意味で仏教的かも知れませんね。

ただ、墓場で終わりませんが・・・。





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薫玉堂の金蝋燭と開明社の納骨容器_b0029488_22514638.gif『西蔵坊だより』は、 森鏡山 正蓮寺の住職の日記です。
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by e.wash-r | 2007-11-27 01:11 | Comments(0)
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