30日は毎年、報恩講の準備。
当番の方、有志の方、役員さん方が、それぞれお華束作りとお花立てをして下さいました。
お華束
米粉の煉ったものともち米を蒸して、つきます。割合は、米粉:餅米=1:1です。
つきあがった餅を薄くのばして、くり抜くところまでが今日の作業。
できあがった数千個のお華束を、1月2日、串に刺して円筒形に盛り、彩色して完成です。
お仏華(立花)
有志の方々が、さまざまな花材を持ち寄って立てて下さいます。何日も山に入って準備して下さった松を芯にした立花です。
大小の松の小枝を組み合わせ、針金でくくってできた松の枝。手間と根気と熟練のなせる技です。当地では『カイ』と呼んでいます。
こうした技術の伝承も、お寺の役割のひとつだということもできます。
でも、ほんとうは、みんなで手間をかけてほとけさまをお荘厳するというところが有り難いわけです。いつの間にかそうなっているところがまた有り難いわけです。
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