2007年 04月 29日 ( 1 )
ある出来事

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帰宅途中、轢かれて瀕死の猫に長女は出会ってしまったらしい。顎がえぐれ、足が折れ、腹部が痛んでいたという。

長女の話。
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気持ち悪くて、怖くてどうすることもできないので、とりあえず死ぬまではそばにいようと思い、ただ傍らに立って、『死』を待った。

そこに、通りかかった車からおばさんが降りてきて、
「病院へ連れて行けば助かるかも知れない。でも自分には時間がない。」
と言って去っていた。

猫は死ぬだろうと思っていた。せめて死ぬ前にと、持っていたジュースを恐る恐る与えると、猫は舐めた。猫は、まだ死ななかった。

しばらくして、おばさんから話を聞いたという大学生ふたりが来た。猫はまだ生きていたので、その大学生と猫を病院へ運んだ。

「手術中に死ぬかも知れない。」
とK動物病院の先生は言ったが、猫は死ななかった。
「手術費用は要らないが、もし回復したら迎えに来て欲しい。」
という先生に、携帯電話の番号を教えた。

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今日、長女はK動物病院へ猫の様子を見に行ったそうだ。
猫は、一命を取り留め、大学生の知人が引き取ることになったらしい。


こういうこともある。


付記

猫に出会ってしまったとき、携帯電話で調べたX動物病院に電話して、
『助けに来てもらえないか。』
と頼むと、
『助けた後、飼う気はあるか、それにお金がなければ手術はできない。」
と言われたそうだ。

それはそれで、当たり前だと思う。


つぎはどうなるかわからない。
でも、助かってよかった。




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by e.wash-r | 2007-04-29 01:44 | 智慧と慈悲 | Comments(2)