2007年 05月 24日 ( 1 )
悲しき哉 -下がり藤のむこうに涙が見える-
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下がり藤のついた手紙が届きました。

当局の長からの公的な依頼文でした。


住職として44年間教化伝道に取り組んでこられた見識ある『住職』を、国政選挙において、宗門の代表として「特別推薦」することを決定したと書いてありました。


「44年間教化伝道に取り組んでこられた見識ある住職さん」や「『特別推薦』を決定した当局の方々や宗会議員さん」のお寺は、余裕でスゴイんだろうなあ。

きっと、法座は、お同行であふれ、お念仏が堂宇を揺るがしているんでしょう。
きっと、ご門徒は、みんなお聴聞とお念仏の日暮らしを慶んでいらっしゃるんでしょう。
きっと、村や町は、ほとけさまのお慈悲に染め上げられて、土徳の地となっているんでしょう。

ほとけさまのおはたらきとは言え、スゴすぎます。うらやましすぎます。


ところで、「44年の教化伝道活動と実践」によって培われた見識って何なんだろう。
その見識を、宗門挙げて推薦しようという当局の見識って何なんだろう。

上記の見識が何なのかよくわかりませんが、この選挙の「依頼文」の最後に、『親鸞聖人七百五十回大遠忌法要』への参拝のお願いの一文を加えるという見識は、ボクには到底理解できません。



下がり藤は、いったいどこへ行くつもり?


強く深く、怒り、呆れ、虞(おそ)れ、悲しんでおります。





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by e.wash-r | 2007-05-24 01:52 | そらごと、たはごと | Comments(2)