2013年 03月 31日 ( 1 )
葬儀
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お導師を先頭に、伊自良川を渡って葬儀に向かわれる臨済宗妙心寺派のお坊さま方
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Wさんをお見送りの地元本郷地区のご婦人方

お世話になったWさんのご葬儀でした。村中の方々のおとりもちで、自宅でのおつとめ。

12時、僧侶の会所となった成功院さんに参集の後、公民館でおときをいただき、衣体を整え、伊自良川を渡って約200m離れたWさんの家へ。

今にも雨が落ちてきそうな空。案内役のMさんが、当家・葬儀場まで車を準備しようかともおっしゃいましたが、僧侶方はみなさん、「歩く。」と。

どなたも、ことばにはされませんでしたが、こんな風に村中を歩いて「家の葬儀場」に向かうことは、今後もうないかもしれない、と思っていらっしゃったのではないかと思います。少なくともボクは、なんとなくそんな風に思っていました。

昔ながらの葬儀に対する思いは、ただの感傷的なノスタルジーだとしても、時代がものすごい勢いで変わっていることへの、ささやかな抵抗のような気もしていました。

「ずーっとここではたらいてきたんやで、家から出したげたい。おばあさんの徳や。」と繰り返されるWさんのご主人のさりげないことばが、とにかく有り難く、みんなを気持ちよくさせていたように思います。

自宅の農作業場に設えた受付の横には、傘や杖を携えてお見送りされる村中のおばあちゃん方の姿がありました。

Wさんだけでなく、そこにおられた方々に、ありがとうございますと言いたくなるようなご葬儀でした。



葬儀は、宗教儀礼でもあり、社会儀礼でもあるんですよね。



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by e.wash-r | 2013-03-31 23:25 | おまいりにて | Comments(0)