2018年 03月 06日 ( 1 )
少年とおっさん
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ひょんなことから、近所の少年Kとふたりでスキーに。

中2の少年は、卒業式を終え我が家へ。12:30発。リフトが止まるまで、たとえ2時間でも滑れればと、ボクにしては珍しくS4を飛ばしました。飛ばしすぎて、郡上ICを通り過ぎてしまい、急遽行き先を鷲ヶ岳に変更。許せ!少年。

鷲ヶ岳の雪は、すっかり春のザラメ。

慣れない新調したボードと引っかかる雪に、少年は、1本め、ちょっと苦労していましたが、2本めからは、すっ飛んでいきました。ほとんどボクが追う展開。ボードのことはわかりませんが、できれば上達できるようにアドバイスしようと、少年の滑りを見ながら。

ボクなりに思案して、ときどき大回りのターンをしてみては?とひとつだけアドバイス。理由は省略。


少年とおっさんは、特に共通の話題ナシ。車中でもリフトでも、自らは語らない少年に、おっさんは必死で語りかけました。

どうもしても質問になってしまいます。会話って難しい。ボクなら、どんな質問をされても何とも思いませんが、思春期の少年はどう感じるのかわかりません。そんな不安を感じながら。

サッカーをしている少年に、「ドイツとイングランドとイタリアとブラジル、どんなスタイルのサッカーが好き?」とか「ボクはジダンが好きなんだけど、好きな選手は?」とか。なんともぎこちない質問からしか、会話がはじまりません。

帰路、質問ではない会話はどうすればいいんだろう?と考えましたが、浮かんでこないので、おっさんの知識をひけらかして、地形や歴史の話。郡上一揆と傘連判状の話には結構反応アリ。

調子に乗って、少年のボードの滑りを、スキーの理論で解説しましたが、こちらは反応ウス。長い論理展開が、いわゆるウザかったのかもと少々反省。

思春期の少年は、理論より感覚なのかも。

とは言え、また行きたいという少年。おっさんとしては、心くすぐられるわけであります。


ボクはこどものころ、遊びに連れて行ってもらったことがありません。親にそういうヒマはなかったみたい。何処かに遊びに行く約束がダメになったことがあり、そのことだけが強烈な印象となって残っています。

今回、少年としたスキーの約束。ほんとうは、出発が午後になった時点で、中止・無期延期も考えたのですが、期待した少年の気持ちを思うと、たとえ1本でも滑ることに意義があるように思いました。

遊びの約束において、なんとかオトナとしてのケジメはつけられたかと。


おっさんとの会話はともかく、学校やクラブや塾や習いごとや地域や家庭とは違う、日常とは異質な時間と空間が、少年に何かを感じさせたと、勝手に確信。少年は少しカッコヨクなった、はず。


もし、少しでも何かよろこびがあったのなら、少年は、いつかそのよろこびを女の子に伝えるに違いないと思うわけです。

おっさんとしては、できたら、ひとりじゃなくてたくさんの女の子に伝えてほしいと思うわけです。

よろこびを伝えられて、女の子は魅力的になると思うわけです。

そういう女の子の笑顔は、たぶん300人くらいの男の子を幸せにすると思うわけです。

とういうわけで、少年よ、未来を築くのは君だ。



ただし、「ボクのテレマークはどうだった?」との問いに、「ウーン、何のことかわかりません。」と答えたことについては、それが真実で素直な答えであったとしても、ゼッタイに許さん!






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by e.wash-r | 2018-03-06 23:29 | 遊びをせんとや生れけむ | Comments(0)